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2026年8月10日放送の『風、薫る』第96回は、新潟での防疫から1年が経過し、りん(見上愛)が東京に戻ってくる回だった。
時代は明治24年。
直美(上坂樹里)の恵風看護婦会には、新たにトレインドナースが2人加わり、かなり忙しくなっている。
柳生(中村倫也)が内務省衛生局で報告書を上げてくれたこともあり、恵風看護婦会には「お上のお墨付き」のような評価も出てきたらしい。
赤痢編を経て、りんはもう一度看護婦として働くことを決めた。
直美も、この1年で恵風看護婦会を軌道に乗せていた。
ここからまたリスタートという感じの回だった。
ただ、派出看護が動き出した一方で、直美と小川(甲斐翔真)の恋模様も一気に進み始めた。
看護と恋愛。
両方が同時に回り出した回だったと思う。
前回の記事はこちらです。

第96回のポイント
- 新潟での防疫から1年が経過し、時代は明治24年になっている。
- 恵風看護婦会には新たにトレインドナースが2人加わり、仕事も増えている。
- りんが東京へ戻り、環(英茉)と再会する。
- りん、環、直美、美津(水野美紀)、安(早坂美海)の5人で夕飯を囲む。
- 環は「お母さんたち、やっと、そろった!」と喜ぶ。
- シマケン(佐野晶哉)とは1年間手紙のやり取りだけで、何も進展していない。
- 美津は腰を痛めているようで、周囲が心配する。
- りんは恵風看護婦会で働き始める。
- 直美は、柳生の報告書のおかげで依頼が増えたと説明する。
- 直美はいよいよ無償の看護を始めようとしている。
- りんは、さっそく5日程度の泊まり込みの派出看護を引き受ける。
- 直美と小川は土曜日に会っているようで、お互いにかなり意識している。
- 鼻緒が切れた直美を、小川が背負って一ノ瀬家まで送る。
- 数日後、登勢(前田亜季)が「お金が無くても看てもらえると聞いて」と恵風看護婦会を訪ねてくる。
個人的に印象に残ったこと
今回は、新潟での防疫から1年が経過したところから始まった。
時代は明治24年。
赤痢との戦いを経て、恵風看護婦会も大きく変わっていた。
トレインドナースが2人加わり、仕事も増えている。
直美は、りんが戻ってくるまでにもう少し資金をためておきたいと、看護婦会のチラシを持って出かけていく。
この1年、直美は本当に頑張ったのだと思う。
りんが黒川病院で看護婦を育てている間、直美は東京で恵風看護婦会を立て直した。
1年前は、初仕事でいきなりつまずいていた。
派出看護というものが世の中に浸透していない。
家に他人を入れるには信用が必要。
貧しい人は看護にお金を払う発想がない。
裕福な人からも依頼が来ない。
かなり厳しい状況だった。
それでも今は、忙しいと言えるところまで来ている。
ここは素直に、直美の経営力を評価したい。
台所では、直美と美津が料理を作っている。
美津が直美に味付けを教えている。
環は、りんが帰ってくるのを首を長くして待っている。
安がつまみ食いし、美津が注意する。
そこへ、大きな荷物を担いだりんが帰ってくる。
抱き合う環とりん。
この再会はやはり良かった。
環は、お母さんのことを描いたと言って、りんに絵を見せる。
りん、環、直美、美津、安の5人で夕飯を食べる。
環は、嫌がらせをしてくる一郎君のことを話す。
直美とりんは、環のことが好きなんじゃないかと言う。
安はもりもりご飯を食べている。
りんは、小魚の佃煮を「おいしい」と食べる。
直美は「えっ、ホント?」と喜ぶ。
小魚の佃煮は、りんが新潟へ行く前に直美に教えていたものだった。
りんがいない間、直美は一ノ瀬家の二人目のお母さんとして、環と暮らしてきた。
その積み重ねが、この食卓に出ていた。
りんに寄りかかって甘える環は言う。
「お母さんたち、やっと、そろった!」
この言葉は、環の素直な気持ちだったと思う。
りんもお母さん。
直美もお母さん。
環にとっては、その二人がそろうことが何よりうれしい。
りんが看護婦として前に進むことは大事だけれど、環にとっては、やはり母と一緒にいたい気持ちもある。
この先、りんがまた忙しく働くことになるなら、環の気持ちは少し心配でもある。
夜、似顔絵を枕元に眠る環。
その似顔絵は、シマケンと描いたらしい。
シマケンとは、この1年間、手紙のやり取りだけで何もないというりん。
直美は「1年もたつのに……」と呆れる。
これは本当にその通りである。
あの日本海での「いとおしい」は何だったのか。
シマケンは相変わらず動かない。
1年間、手紙だけ。
下宿先でずっと「何者でもない自分」に悩み続けているのだろうか。
りんも、シマケンの名前を聞いた時、どこか困ったようにも見えた。
「いとおしい」と感じた気持ちに、変化があったのだろうか。
それとも、時間が空きすぎて、どう扱えばいいのか分からなくなっているのだろうか。
直美は、1年で恵風看護婦会の業績を上げたと約束を守ったことを強調する。
しっかり給金を払えるから安心してと、りんに告げる。
りんは「思いっきり働かせてもらいます」と頭を下げる。
りんの恵風看護婦会入りが、ここで正式に始まった。
瑞穂屋では、りんが卯三郎(坂東彌十郎)に反物のお土産を渡す。
卯三郎は、また会えてうれしいと言う。
りんは、また看護婦として頑張りますと宣言する。
ここで、りんが東京に戻ってきたことを改めて実感した。
ただ、美津が腰を痛めているようなのが気になる。
松原(小倉史也)が心配し、重いものは自分が運ぶと言う。
美津は大丈夫だと言うが、卯三郎は今日はもうと早退させようとする。
美津は、これだけ片づけておいとましようかなと言う。
松原が自分が運びますと言い、美津が運ぶものの指示を出す。
美津はまだまだ元気そうに見える。
でも、慢性的に腰が痛くなっているようにも見える。
加齢により、少しずつ弱ってきているのだろうか。
腰痛が変なフラグでなければいいが、と少し心配になる。
夕方。
りんが食事の支度をしていると、美津が手伝いに出てくる。
直美が美津に湿布を貼りましょうかと申し出る。
りんは、前にもあったのかと気にする。
直美は、湿布をして少し動いた方が美津はいいみたいだと説明する。
環が帰宅すると、自分が美津に湿布を貼りたいと言う。
しかし直美は、環は宿題だと断る。
りんは、みんなが元気になるごはんを作ろうかなと言う。
3人は「是非とも」とお願いする。
この一ノ瀬家の空気は、やはりいい。
ただ、美津の腰のこと、環の成長、安の身重な様子など、いろいろな変化の種も見えた。
安はしばらくぶりに登場したが、身重な感じを強調しているように見えた。
わざわざここで見せているということは、出産の際に何かトラブルでも起きるのだろうか。
何もなければいいが、少し気になってしまう。
翌日。
りんは恵風看護婦会で自己紹介をする。
よろしくお願いしますと挨拶するりん。
しのぶ(木越明)は、りんに来てくれてよかったと言う。
直美が仕事を詰め込むから鬼だと笑う。
しのぶは、この1年間辞めることなく、直美を支え続けていたのだろう。
影のMVPかもしれない。
初仕事でつまずいた時から、しのぶは恵風看護婦会に残り続けた。
看護だけではなく、営業にも協力していた。
直美が忙しくなりすぎていることも、ちゃんと心配している。
こういう人がいるから、組織は続くのだと思う。
直美は、内務省衛生局の柳生が、衛生局内で赤痢の死亡率を1割で抑えたのは奇跡に近いと報告書を上げてくれたことを説明する。
そのおかげで、お上のお墨付きということになったのか、申し込みが増えたらしい。
りんは、看護が認められてきたということなのかもしれないと喜ぶ。
確かに柳生の報告書は大きかったのだろう。
ただ、恵風看護婦会が軌道に乗った理由を、単純に柳生のおかげだけと見ることはできないと思う。
もし柳生の報告書だけで急に依頼が増えたなら、直美はもっと早くりんに手紙で知らせていたのではないか。
りんが帰ってきてから直接説明しているところを見ると、柳生の報告書による「お墨付き」が効き始めたのは、りんが帰ってくる頃だったのかもしれない。
その前から、直美としのぶは地道に依頼を増やしていたはずである。
つまり、柳生の報告書は追い風であって、土台を作ったのは直美たちの1年の努力なのだと思う。
そして直美は、いよいよ無償の看護を始めようと思うと言う。
ここでしのぶは、まず休んでくれと心配する。
根を詰めて働きすぎているのだろう。
しのぶが「でも、明日は土曜か」と言いかけると、直美はそれを遮る。
話をそらす。
土曜? と気にするりん。
しのぶが、直美は土曜だけは時々休んでいると言いかける。
しかし直美は、しのぶに吉田病院に行く時間でしょと言って追い出す。
これは明らかに隠している。
土曜日に何があるのか。
すぐに分かる。
小川である。
ソノ(竹田百花)が、明日からの依頼があり、5日程度の泊まり込みになりそうだと直美に相談する。
りんはすかさず、自分が行くと申し出る。
患者が慢性胃炎であることを確認する。
いきなりで大丈夫かと心配する直美。
りんはうんと答える。
直美は、よろしくお願いしますと任せる。
ここは、りんの復帰初仕事としてはかなり大きい。
5日間の泊まり込みである。
久しぶりに環と再会したばかりなのに、またすぐ家を空けることになる。
りんは環の似顔絵を枕元に置いて寝るほど、環を大切に思っている。
それなのに、5日間の泊まり込みをすぐ引き受ける。
無理しすぎて、また壊れてしまわないか心配になる。
看護婦として働きたい。
思いっきり働きたい。
その気持ちは分かる。
でも、りんは頑張りすぎるところがある。
環とやっと再会したのだから、少しは家にいる時間も大事にしてほしいと思ってしまう。
看護婦姿のりんは、女中に案内され、利用者のもとへ行く。
自己紹介を終えると脈を測り、夕飯を作ることを説明する。
物音で目を覚ました利用者に、水を取らせる。
ここで、また少し派出看護の業務範囲が気になった。
1年前、しのぶは利用者の姑に、女中ではないので台所の片づけはしないと言い、初仕事が取り消しになった。
あの時からずっと、看護と家事の境界線は気になっている。
今回、りんは夕飯を作ると説明していた。
整理すると、いくつか考え方があるのだと思う。
一つ目は、利用者が単身者だった場合、ごはんを作ることも片づけも看護に含まれるという考え方。
二つ目は、利用者に健康な同居人がいれば、料理は看護として作る可能性があるが、片づけは看護ではないとする考え方。
三つ目は、健康な同居人がいれば、料理も片づけも看護ではないとする考え方。
四つ目は、健康な同居人がいても、料理も片づけも看護として行うという考え方。
1年前のしのぶは、おそらく二つ目か三つ目だったのだろう。
直美が文を看護した時は、単身者だったので、一つ目に近かったのかもしれない。
今回のりんは、二つ目か四つ目に見える。
女中のような人間に案内されていたことは確認できた。
それなら、料理は女中に教えて作らせる方が、看護婦がいない時でも、どんな食事を用意すればよいか分かるようになるのではないかとも思った。
もちろん、知識のない人に療養食を作らせるのは危ないという考え方もあるのだろう。
女中が横で作り方を見ていたのかもしれない。
ただ、りんが5日間ずっと料理を作るとして、片づけは誰がやるのかはやはり気になる。
片づけが看護ではないことくらい分からないのか、という意見もあるかもしれない。
でも、お金を払っている利用者側からすれば、あの利用者には片づけもやったのに、どうしてうちは駄目なのかという誤解は生じる。
利用者の常識がどこにあるかも分からない。
だからこそ、事前のルール作りと契約が重要なのだと思う。
丸山(若林時英)の店では、直美と小川が団子を食べている。
直美は嬉しそうにりんの話をする。
小川は、直美が大好きなりんさんにいつか会ってみたいと言う。
直美は、好きとかではなく、「まあ、家族なんで」と照れながら説明する。
この言い方がかわいい。
小川の前で、直美はだいぶ柔らかくなっている。
美津のこともあるので、今日は早めに帰るという直美。
ここで「今日は早めに」という言い方が少し気になる。
いつもはもっと遅くまで一緒にいることもあるのだろうか。
土曜日に時々休んでいることをりんに隠そうとしていたので、やはり小川と会っていることは、まだ知られたくないのだろう。
直美が立ち上がると、鼻緒が切れる。
小川はすぐに直しますと言うが、鼻緒をちぎってしまう。
不器用である。
結局、小川は直美を背負ったまま、一ノ瀬家まで運んでくる。
裏庭に入り、直美を縁側で下ろす。
二人の目が合う。
動揺して目が泳ぐ小川。
「ああ……では、また、次の土曜に。」
小さく頷く直美。
去っていく小川を見送り、なんとなくぎこちない直美。
これはもう、分かりやすいくらいにお互いを意識している。
もう、さっさとくっついちゃえよと思ってしまう。
現時点でどういう関係なのかは分からない。
でも、土曜日に会っている。
直美はそれをりんには隠したい。
小川は直美を背負って家まで送る。
直美も明らかに意識している。
直美の恋模様は、かなり分かりやすく動き始めた。
数日後の恵風看護婦会。
登勢が「ここは、お金が無くても看てもらえると聞いて……」とやって来る。
直美は「お待ちしてました」と答える。
ついに無償の看護が始まるのだろう。
直美がずっとやりたかったことでもある。
お金がないから看護を受けられない人に手を差し伸べる。
そこには大きな意味がある。
ただ、心配もある。
無償の看護ばかり増えたら、恵風看護婦会はパンクしないだろうか。
有償の依頼で資金をため、無償の看護を支える。
そういう仕組みなのだろう。
料金制度は、現代でいうところの高額療養費のように、所得や家計の状況に応じて区分けする形になるのだろうか。
住民税非課税、一般、現役並みのような現代的な区分けとは当然違うが、裕福な人からはきちんと受け取り、貧しい人には無償または低額で提供する。
そんな仕組みを作らないと、理想だけでは続かない。
直美は経営のセンスもありそうだ。もちろん手は打っているだろう。
無償の看護をどう制度化していくのかが気になる。
りんが『恵風看護婦会』に合流。
内務省衛生局の柳生が新潟での事例の報告書を上げてくれたおかげで、今は“お上のお墨付き”の『恵風看護婦会』
りんが入って、しのぶもうれしそう。👇さっそく看護に向かうりんhttps://t.co/03rPp9zI8n[見逃し配信中]#朝ドラ #風薫る
見上愛 上坂樹里 木越明 pic.twitter.com/EycE6Xfn8Q— 朝ドラ「風、薫る」公式 (@asadora_nhk) August 9, 2026
美津、環、安に見えた時間の経過
今回は1年が経過したことで、美津、環、安にも変化が見えた。
美津は腰を痛めている。
慢性的なものなのか、単なる腰痛なのかは分からない。
ただ、加齢による弱りのようにも見えてしまい、少し心配になる。
環は今、小学2年生くらいだろうか。
時の経過が分かりにくく、ずっと同じ雰囲気なので、何歳なのか分からなくなる。
「お母さんたち、やっと、そろった!」という言葉はかわいかったが、りんがまた泊まり込みで働くなら、環の寂しさも気になる。
安はしばらくぶりに登場し、身重な様子が強調されていた。
わざわざ見せているということは、今後の出産で何か起きるのだろうか。
何もなく無事に生まれてほしいが、少し不安も残る。
シマケンは1年たっても何も変わっていないのか
シマケンとは1年間、手紙のやり取りだけ。
これはかなり驚いた。
日本海での「いとおしい」は、かなり大きな場面だった。
それなのに、その後1年何もない。
シマケンらしいと言えばシマケンらしい。
でも、さすがにのんびりしすぎではないか。
りんの方も、シマケンの名前を聞いた時、少し困っているように見えた。
気持ちが変わったのか。
それとも、ただ進展のなさに困っているのか。
今後また横沢が東京に来るとなれば、シマケンは本当に「ただの親切なおじさん」になってしまうかもしれない。
しのぶは影のMVPかもしれない
しのぶは、この1年、辞めることなく直美を支え続けていた。
初仕事でつまずいた時、しのぶにも責任を感じる部分はあったと思う。
それでも逃げずに残った。
直美が仕事を詰め込みすぎることを「鬼」と笑い、休んでくれと心配する。
現場の看護婦としてだけでなく、直美のブレーキ役にもなっている。
りんが戻ってきたことで注目はりんに集まりがちだが、しのぶの存在はかなり大きい。
恵風看護婦会の1年を支えた影のMVPと言ってもいいのではないかと思う。
直美は経営者としても成長している
直美は、恵風看護婦会を1年で軌道に乗せた。
柳生の報告書という追い風はあった。
でも、それだけではないと思う。
チラシを配る。
町医者と関係を作る。
看護婦を増やす。
給金を払えるようにする。
資金をためる。
無償の看護を始める準備をする。
これらは、要領の良さだけではできない。
直美には、経営のセンスもあるのではないかと思う。
人を動かす力もある。
困った時に助けてくださいと言えるようにもなった。
その直美が、次に無償の看護をどう形にするのか。
ここはかなり楽しみである。
りんは無理しすぎないか心配
りんは、戻ってきてすぐに5日間の泊まり込み看護を引き受けた。
もちろん、看護婦として思いっきり働きたいのだろう。
黒川病院での1年も経て、自信も戻っているのかもしれない。
でも、少し心配でもある。
環とは久しぶりに一緒に暮らせるようになったばかりである。
その環を置いて、すぐ5日間の泊まり込みに出る。
枕元には環の似顔絵を置いている。
環を愛していることは伝わる。
だからこそ、仕事を入れすぎてまた自分を追い込まないか気になる。
りんは頑張りすぎる人である。
直美やしのぶには、りんの働き方もちゃんと見ていてほしい。
派出看護の業務範囲はやはり気になる
今回、りんが派出先で夕飯を作る場面が出た。
ここで、やはり派出看護の業務範囲が気になった。
看護としての食事作り。
女中仕事としての食事作り。
療養食の指導。
片づけ。
この境界線はかなり曖昧である。
利用者が単身者なのか、健康な同居人がいるのか、女中がいるのかによっても変わるのかもしれない。
でも、そこを曖昧にしたままだと、また初仕事の時のようなトラブルが起きると思う。
看護婦は女中ではない。
それは大事である。
しかし利用者側からすれば、どこまでが看護で、どこからが女中仕事なのか分からない。
だからこそ、事前のルール作りと契約が必要になる。
恵風看護婦会が本当に職業として定着していくなら、この業務範囲の整理は避けて通れないと思う。
派出看護と恋模様が一気に回り始めた
今回は、りんが恵風看護婦会で働き始め、無償の看護も動き出し、直美と小川の関係も進み始めた。
派出看護と恋模様が一気に回り始めた回だった。
ここからまたリスタートという感じがある。
赤痢編がとても面白かったので、看護の話をこのまましっかり見せてほしい。
恋愛要素も悪くはない。
直美と小川の関係は、素直に微笑ましい。
ただ、シマケン、横沢、虎太郎も含めて、りんの周りの恋模様がまた複雑に広がりすぎると、少し心配ではある。
まとめ
第96回は、赤痢編から1年後、りんが東京に戻り、恵風看護婦会で働き始めるリスタートの回だった。
直美はこの1年で恵風看護婦会を軌道に乗せ、りんを迎え入れる準備をしていた。柳生の報告書という追い風はあったにせよ、直美としのぶたちの地道な努力があったからこそだと思う。
一方で、無償の看護、泊まり込み看護、食事作りなど、派出看護の業務範囲や経営の持続性はまだ気になる。理想を続けるためには、仕組み作りが必要になりそうだ。
直美と小川の恋模様も一気に動き始めた。ここからまた、派出看護と恋愛が同時に進んでいくのだろう。赤痢編の勢いを失わず、看護の物語としても面白く進んでほしい。
『風、薫る』感想まとめはこちら
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