朝ドラ再放送『どんど晴れ』第135回感想(ネタバレ)──夏美の笑顔は秋山に何を見せたのか 加賀美屋に忍び寄る本当の危機

どんど晴れ

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2026年3月25日に放送された『どんど晴れ』第135回。

第135回は、秋山がついに伸一の弱みを“使える材料”として動かし始めた回だった。宿泊客として加賀美屋に入り込んだ秋山は、旅館の空気や造りを値踏みするように観察しながら、裏ではレナとの一夜を材料に伸一をじわじわ追い詰めていく。一方で夏美は、若女将としての仕事に前向きに取り組み、加賀美屋オリジナルの洋菓子という新しい企画まで動かし始めていた。未来へ進もうとする動きがあるのに、その足元では伸一の秘密と秋山の悪意が確実に根を張り始めている。今回は、加賀美屋の明るい可能性と、静かに進行する危機が同時に描かれた回だった。

※この回は、前日の展開を踏まえて見ると、より重みが増します。

👇 前回(第134回)の感想はこちら

朝ドラ再放送『どんど晴れ』第134回感想(ネタバレ)──伸一の朝帰りと口止め 加賀美屋に持ち込まれた危うい秘密
2026年3月24日に放送された『どんど晴れ』第134回。第134回は、伸一の深酒と朝帰りが、ただの失敗では済まなくなっていく回だった。レナの部屋で目を覚ました伸一は慌てて加賀美屋に戻り、恵美子に問い詰められずに済んでひとまず胸をなで下ろす...

 

  1. 秋山が“客”として入り込む――加賀美屋を値踏みするような視線が不気味な序盤
    1. 個人的感想
      1. 秋山は“泊まりに来た客”というより、“中に入って調べに来た人”として描かれている
      2. 岩手山や空気を褒めるのも、“旅館の魅力を測る視点”に見える
      3. 夏美が不審そうに見ているのが大事
      4. 香水を渡す行為は“心付け”というより、“境界線を越える手口”に見える
      5. 時江のくしゃみは、軽い場面に見えて“拒絶反応”のようにも見える
      6. この場面は“秋山の行動”だけでなく、“加賀美屋がどこまで無防備か”も見せている
      7. この序盤は、“秋山が何をするか”より“秋山がすでに入り込んでいる”ことの怖さを見せる場面
  2. 秋山が伸一の弱みに踏み込む――褒め言葉の裏で始まる本格的な揺さぶり
    1. 個人的感想
      1. 秋山は“脅す人”である前に、“伸一に都合のいい物語を与える人”として動いている
      2. 恵美子の名前を出すのは、“夫婦単位で伸一を正当化する布石”に見える
      3. 「あの夜のことはどうするのか」は、事実確認ではなく“主導権の確認”だと思う
      4. 伸一の「記憶がない」は、秋山にとって都合が良すぎる
      5. 秋山の英語や経歴披露は、“実力者”を演じて環の警戒を外そうとする動きにも見える
      6. 環が信用できないと感じたのは、“褒め方が過剰だから”だけではない
      7. 香水の件も含めて、秋山は“旅館の境界線”を少しずつ壊している
      8. この場面は、“秋山が何者か”より、“伸一がもう一人では対処できない段階に入った”ことが重要
  3. お地蔵様の前で交わされる言葉――夏美のまっすぐさと秋山の違和感がすれ違う場面
    1. 個人的感想
      1. この場面は“情報共有の優秀さ”を見せる場面であると同時に、“秋山に中を見せてしまっている場面”でもある
      2. 夏美の語る「来る者、帰るが如し」は、前田の時とは違ってかなりまっすぐに響く
      3. 「我が家のように」は、非日常ではなく“安心の再現”を売る旅館論でもある
      4. 秋山はこの場面で、夏美の“まっすぐさ”に少し面食らっているようにも見える
      5. お地蔵様の前という場所が、“加賀美屋の内側の論理”を象徴している
      6. 秋山は旅館を買いたいというより、“使えるかどうか”を見ている感じもある
      7. この場面は、夏美の純粋なおもてなしと、秋山の打算的な視線が静かにぶつかる場面だった
  4. 秋山の「任せてくれ」がいちばん危ない――伸一が弱みごと預けてしまう朝
    1. 個人的感想
      1. この場面でいちばん危ないのは、秋山の脅しより“安心させる言葉”の方だと思う
      2. 秋山は“弱みを握る人”から“弱みの処理役”に化けている
      3. 「レナとその気はあるのか」と先に確認するのも、伸一を安心させるための手順に見える
      4. 伸一はもう“自分で責任を取る”のではなく、“誰かに片づけてもらう”方向へ傾いている
      5. 環と夏美の前では、秋山は最後まで“感じのいい客”を演じ切っている
      6. 夏美の笑顔が苦手というのは、“攻略しにくい”という意味にも見える
      7. この場面は、“伸一が秘密を握られた場面”ではなく、“伸一が秋山を必要とし始めた場面”として重い
      8. この見送りの場面は静かだけど、実質的には“伸一が秋山に渡った場面”に近い
  5. 夏美が実家の力を借りる――新しい加賀美屋を作ろうとする一方で、伸一はまだ揺れている
    1. 個人的感想
      1. この場面は“夏美の新しい提案”を見せる場面であると同時に、“夏美が加賀美屋の外部資源を使い始める場面”でもある
      2. 啓吾との電話は、“娘を応援する父”である以上に、“仕事相手として頼られる父”を喜ぶ場面でもある
      3. 洋菓子の導入は、“加賀美屋らしさ”と“新しさ”をどう両立するかの象徴にも見える
      4. 夏美は“実行する若女将”にかなり近づいてきている
      5. 柾樹が喜ぶのも、夏美が“自分の相棒として機能し始めた”感覚があるからかもしれない
      6. その一方で、伸一だけが“未来の話”に入れていない
      7. ナレーションの「気になってはいたものの聞けなかった」が、夏美の限界も示している
      8. このラストは、“新しい企画が動き出す明るさ”と“まだ触れられない秘密”を並べて終わるのがうまい
  6. まとめ

秋山が“客”として入り込む――加賀美屋を値踏みするような視線が不気味な序盤

  • 秋山(石原良純)が加賀美屋に宿泊客としてやって来る。
  • 伸一(東幹久)が客へのあいさつのためロビーに来ると、その客が秋山だと気づく。
  • 夏美(比嘉愛未)は秋山を不審そうな表情で見つめる。
  • 秋山は佳奈(川村ゆきえ)に藤の間へ案内される。
  • 秋山は藤の間から見える岩手山の眺めを褒め、山の空気はいいと話す。
  • さらに、藤の間から見える外の景色を見つめながら、納得したようにうなずく。
  • 佳奈は秋山から香水を渡される。
  • その香水を時江(あき竹城)に見つかり、時江は香りを嗅いでくしゃみをする。
  • 一方、夏美は仲居たちに夕食の配膳について指示を出している。

個人的感想

秋山は、佳奈に藤の間まで案内されるほんの短い時間の中でも、加賀美屋の中をかなり細かく観察しているように見えた。普通の客というより、やはり建物の造りや空気まで含めて値踏みしている感じが強い。秋山はもう加賀美屋そのものを欲しがっているんじゃないかと思えてくる。

岩手山の眺めを見ながら「山の空気はいいな」と言っていたのも印象的だった。加賀美屋って山の中にあるんだっけと思ってしまったし、盛岡って山なのかと少し考えてしまった。景色を見てうんうんとうなずいていたから、秋山の中では加賀美屋はかなり高評価だったのだろう。

それと佳奈が秋山から香水をもらっていたが、あれは心付けみたいなものなのか。普通に考えるとかなり距離感がおかしいし、客がいきなり仲居に香水を渡すというのは、やはりただの気前の良さではなく、相手との距離を一気に縮めようとする秋山のやり方なんだろうなと思った。


秋山は“泊まりに来た客”というより、“中に入って調べに来た人”として描かれている

藤の間に通され、景色を見て、空気を味わう。

表面だけ見れば、ただ旅館を楽しんでいる客にも見える。

でも見方を変えると、

加賀美屋の価値を自分の目で査定しているような視線

にも見える。

秋山は接客を受けて満足しているというより、

「この旅館にはどれだけの商品価値があるのか」を見ている感じがある。

岩手山や空気を褒めるのも、“旅館の魅力を測る視点”に見える

秋山は単に景色がきれいだと言っているだけではない。

山の空気まで含めて、その場の価値を受け取っている。

これは観光客の感想でもあるが、同時に

この旅館が持っている非日常性やブランド性を確認している

ようにも見える。

だからあのうなずきは、感動というより

「なるほど、たしかに使える」と判断しているような不気味さがあった。

夏美が不審そうに見ているのが大事

この時点で夏美は、秋山の正体や狙いを知っているわけではない。

でも伸一との一件もあって、ただの客としては見られない。

だからここでは、

秋山の怪しさそのもの

夏美がそれを感覚的に警戒していること

の両方が出ている。

加賀美屋の中に危険なものが入り込んでいる感覚を、夏美が最初に受け取っているとも言える。

香水を渡す行為は“心付け”というより、“境界線を越える手口”に見える

客が仲居に何かを渡すこと自体は、昔ながらの旅館なら全くないとは言えないのかもしれない。

ただ、今回の秋山の場合はかなり違和感が強い。

香水というのがまたいやらしい。

お金や菓子ではなく、香りの残るものを渡すことで、

相手の記憶や身体感覚に入り込もうとしている感じ

がある。

単なる気前のよさではなく、距離の詰め方が妙に生々しい。

時江のくしゃみは、軽い場面に見えて“拒絶反応”のようにも見える

香水の匂いを嗅いで、時江はくしゃみをする。

少しコミカルな場面ではあるが、

見方によってはかなり象徴的だと思う。

つまり時江は、

秋山が持ち込んだ匂い=外から来た怪しいもの

に身体が拒絶反応を起こしているようにも見える。

理屈ではなく、本能的に「何か嫌だ」と感じている表現として見ると面白い。

この場面は“秋山の行動”だけでなく、“加賀美屋がどこまで無防備か”も見せている

秋山は普通に泊まりに来て、普通に中へ入り、普通に仲居に物まで渡せてしまう。

つまり加賀美屋は、客として来られるとかなり深いところまで入らせてしまう。

これは老舗旅館のおもてなしとしては当然でもあるが、

同時に

悪意を持った相手に対してはかなり無防備

でもある。

だから秋山の不気味さと同じくらい、加賀美屋の開かれすぎた構造も少し怖い。

この序盤は、“秋山が何をするか”より“秋山がすでに入り込んでいる”ことの怖さを見せる場面

まだこの段階では、秋山が具体的に大きな行動を起こしたわけではない。

でも怖いのはそこではなく、

もうすでに加賀美屋の中に客として入り、見て、感じて、触れていることだ。

つまりこの場面は、事件の発生ではなく、

危険な人物が静かに加賀美屋の内部へ根を下ろし始めた場面

として見るとかなり不気味だった。

 

秋山が伸一の弱みに踏み込む――褒め言葉の裏で始まる本格的な揺さぶり

  • 伸一が秋山の部屋を訪ねる。
  • 秋山もまた、伸一に話があって呼ぼうとしていたと告げる。
  • 秋山はここでも伸一を褒め、加賀美屋のことも良い旅館だと持ち上げる。
  • さらに秋山は、夏美のことも笑顔が素敵な人だと褒める。
  • その一方で、本当は恵美子の方がもっといい女将になっていたはずだと話す。
  • 伸一は、秋山がそこまでよく知っていることに驚きを隠せない。
  • 秋山は、ここに来た本当の理由を話し始める。
  • 秋山は、レナ(野波麻帆)に頼まれて「あの夜」のことをどうするのか確認しに来たのだと言う。
  • 秋山の言葉に、伸一は動揺する。
  • その時、環(宮本信子)と夏美が女将と若女将として挨拶にやって来る。
  • 伸一は、秋山が経営コンサルタントだと二人に紹介する。
  • 秋山は、自分はニューヨークでも仕事をしていると話し、英語まで披露する。
  • 環は、佳奈が香水をもらったことに対して、そのような気遣いは不要だという含みのある対応を見せる。
  • 英語の内容が分からない環と夏美に、伸一がその意味を訳す。
  • 秋山は料理についても褒める。
  • しかし藤の間を出た瞬間、環は秋山の愛想のいい笑顔の裏に、信用できないものを感じ取っていた。

個人的感想

伸一がわざわざ秋山を訪ねる。秋山も、伸一が何を聞きに来たのかくらい当然分かっているはずなのに、すぐ本題には入らず、まずは加賀美屋のことや夏美のことを褒める。かなり嫌らしい入り方だなと思った。ただ、その中でも特にいやらしいのは、夏美以上に恵美子の方がずっといい女将になったはずだと言うところだ。そこは明らかに伸一の心をくすぐりにいっている。夏美と柾樹の組み合わせより、恵美子と伸一の方が本当は経営に向いているんじゃないかと、そそのかす流れに持っていこうとしているように見えた。

そして秋山は、やはり伸一がレナのところに泊まったことを既に知っていた。しかも、レナがあの夜のことをどうするのかと言っている、とわざわざ伸一に伝える。最初から分かっていたことではあるが、やはり秋山とレナはグルなんだろうなと思う。完全に美人局の構図だ。レナの役目は、伸一に一線を越えたと思い込ませるところまでで十分なんだろうから、実際には最後までは行っていないんじゃないかと、自分としてはそう思いたい。

ただ、そこで伸一が「記憶がない」と言ってしまうのはかなり危ない。相手が本気で脅しや揺さぶりをかけてくるつもりなら、記憶がないというのは、相手の都合のいいように話を作られてしまう余地を自分から与えるようなものだろう。そこはもう少し踏ん張れよと思ってしまった。

環と夏美が挨拶に来た場面も面白かった。環は、佳奈が香水をもらったことについて、そのような気遣いはいらないという感じをにじませていた。あの香水は返すことになるのだろうか。佳奈がわりとあっさり受け取っていたように見えたから、心付けそのものを受け取るなという指導が徹底されているわけではないのかもしれない。

それにしても、秋山はこれでもかというくらい加賀美屋を褒める。英語まで披露して、いかにも有能で国際的な人間であるかのように見せてくる。だからこそ、環はかえって信用できないと直感したのだろう。褒めすぎる人間は怪しい。環の勘はやはり鋭いなと思った。


秋山は“脅す人”である前に、“伸一に都合のいい物語を与える人”として動いている

秋山のやり方がいやらしいのは、最初から脅迫一辺倒ではないところだと思う。

まず伸一を持ち上げ、加賀美屋を褒め、夏美を褒め、さらに恵美子の名前まで出す。

つまり秋山は、伸一が聞きたい話を先に与えてから本題に入っている。

単に怖い相手というより、

伸一が自分の中で失いかけている物語を補強してくれる相手

として入り込んでいるのが危ない。

恵美子の名前を出すのは、“夫婦単位で伸一を正当化する布石”に見える

夏美ではなく、本当は恵美子の方がいい女将になっていたはずだ。

この一言はかなり効くと思う。

なぜならこれは、伸一一人を褒めるだけでなく、

伸一と恵美子の夫婦なら本来もっと正しく加賀美屋を担えたはずだ

という物語を作る言葉だからだ。

柾樹と夏美に主役の座を奪われたように感じている伸一には、かなり甘い誘い文句だと思う。

「あの夜のことはどうするのか」は、事実確認ではなく“主導権の確認”だと思う

秋山は、何があったのかを本当に知りたいわけではないはずだ。

もうレナと組んでいる以上、情報は持っている。

それでもわざわざどうするのかと聞くのは、

この件の処理の主導権が誰にあるのかを伸一に思い知らせるため

だろう。

つまりここでは、秘密を暴くより先に、

伸一を「自分たちの土俵」に立たせることが目的に見える。

伸一の「記憶がない」は、秋山にとって都合が良すぎる

ここで伸一が記憶がないと言うのはかなりまずい。

本当にないのだろうが、相手からすれば使いやすい。

なぜなら、本人が覚えていないなら、

外から好きな形で“あったこと”を流し込める余地

が生まれるからだ。

つまり伸一はここで、自分を守るどころか、

かえって相手に物語を作る権利を渡してしまっている。

秋山の英語や経歴披露は、“実力者”を演じて環の警戒を外そうとする動きにも見える

ニューヨークでも仕事をしている。

英語も話せる。

経営コンサルタント。

このへんは全部、表向きの信用を積むための材料に見える。

つまり秋山は、伸一だけでなく、

加賀美屋全体に対しても“怪しくない人間”として自分を見せようとしている

のだと思う。

だからこそ、環が直感で警戒するのが効いてくる。

環が信用できないと感じたのは、“褒め方が過剰だから”だけではない

秋山は愛想がよく、加賀美屋をこれでもかと褒める。

それだけなら、感じのいい客で済むかもしれない。

でも環はその裏に何かを感じる。

これは単に褒めすぎて怪しいというだけでなく、

相手の懐に入り込もうとする意図の強さ

を察しているのではないかと思う。

環は人を見る時、言葉の内容より“距離の詰め方”を見ている感じがある。

香水の件も含めて、秋山は“旅館の境界線”を少しずつ壊している

佳奈に香水を渡す。

女将と若女将にも愛想よく接する。

経営コンサルタントとして伸一と個人的につながる。

一つ一つは小さいけれど、全部まとめて見ると、

客としての範囲を少しずつ越えてくる人間

として描かれている。

だから不気味なのだと思う。

この場面は、“秋山が何者か”より、“伸一がもう一人では対処できない段階に入った”ことが重要

もちろん秋山が怪しいのは明白だ。

でも本当に大事なのは、ここで伸一がすでに

一人で抱え込める範囲を越えていることだと思う。

秘密を握られ、家には言えず、相手は旅館の中にまで入り込んでくる。

つまりこの場面は、

伸一の弱みが、個人の失敗から加賀美屋全体に波及する危機へ変わった瞬間

としてかなり大きい。


お地蔵様の前で交わされる言葉――夏美のまっすぐさと秋山の違和感がすれ違う場面

  • 庭の地蔵に手を合わせている秋山のところへ、夏美がやって来る。
  • 夏美は、佳奈から秋山が信州の生まれだと聞いていることを話す。
  • 秋山は、お客様の情報がきちんと上まで上がっているのだと、加賀美屋のことを褒める。
  • 夏美は、本当の我が家のようにはいかないが、少しでもお客様のことを知ったうえでおもてなしができればと思っていると語る。
  • それを聞いた秋山は、「来者如帰」「来る者、帰るが如し」ですねと納得する。
  • 夏美は笑顔で、わざわざ立ち止まって手を合わせてくれたことに、お地蔵様も喜んでいると秋山に伝える。
  • そして夏美自身もお地蔵様に手を合わせ、その様子を秋山が見つめる。

個人的感想

庭にお地蔵様があるということは、宿泊客もこのあたりをある程度自由に歩けるということなんだろうか。しかもこの近くには高価な食器がしまわれている蔵もあるはずで、見た感じでは扉も開けっ放しに見える。セキュリティは大丈夫なのかと少し気になってしまった。自由に取ろうと思えば取れてしまいそうにも見えるし、お地蔵様の前でそんな悪事を働く人間はいないだろうという、かなり強い性善説の上に成り立っている空間なのかもしれない。

秋山は、仲居から若女将へきちんと情報が上がっていることに感心していた。夏美は、本当の我が家のようにはいかないが、少しでもお客様のことを知ったうえでもてなしたいと言う。ここは加賀美屋らしい考え方なんだろうが、自分は旅行するなら、普段は味わえない非日常を経験したいと思うタイプだから少し不思議にも感じる。加賀美屋のような老舗旅館に泊まりたい人は、「我が家で過ごすような安心感」に高い料金を払うわけだよな。我が家で過ごすような時間なら家にいればいいじゃないか、と少し思ってしまうところもある。どうせ高い金を払うなら、普段味わえない体験の方がほしい。そう考える人が多いのだとしたら、伸一が言っていた高級リゾート化の発想も、完全に間違いというわけではないのかもしれないなとも思った。

あと印象的だったのは、秋山がただお地蔵様に手を合わせていただけなのに、夏美から素直に感謝されて少し戸惑っているように見えたところだ。きっと秋山が身を置いている世界は、もっと打算や駆け引きが当たり前の、汚い部分も多いのだろう。そこへ夏美みたいな純真無垢な態度でまっすぐ接せられると、逆にどう返していいか分からなくなってしまうのかもしれないなと思った。


この場面は“情報共有の優秀さ”を見せる場面であると同時に、“秋山に中を見せてしまっている場面”でもある

秋山は、信州出身という自分の情報が若女将まで上がっていることに感心している。

たしかにこれは、加賀美屋のおもてなしの丁寧さとしては強みだ。

ただ同時に見方を変えると、

秋山に「この旅館はどう情報を回しているのか」を見せてしまっている

場面でもある。

秋山は感心しているようでいて、内部の動きも見ている。

そこが少し不気味だった。

夏美の語る「来る者、帰るが如し」は、前田の時とは違ってかなりまっすぐに響く

少しでもお客様のことを知った上でもてなしたい。

夏美のこの言葉はかなり素直だし、加賀美屋の理想をそのまま口にしている。

前田の時には、この言葉が旅館側を縛る重い看板にも見えた。

でも今回は逆に、

夏美がその言葉を自分の信条として引き受け直している

ように見える。

同じ言葉でも、誰がどの場面で言うかで響き方がかなり変わる。

「我が家のように」は、非日常ではなく“安心の再現”を売る旅館論でもある

旅行に非日常を求める人からすると、「我が家のように」は物足りなくも見える。

でも加賀美屋が売っているのは、おそらく刺激ではなく、

よく知っている人に迎えられるような安心感

なんだろう。

つまりここで言う“我が家”は、家そのものではなく、

「気を張らずにいられる場所」の比喩なんだと思う。

そう考えると、伸一の高級リゾート路線との違いもかなりはっきりする。

秋山はこの場面で、夏美の“まっすぐさ”に少し面食らっているようにも見える

秋山は基本的に、人の弱みや欲を見て動く人物として描かれている。

そんな相手に対して、夏美は疑いより先に感謝を返してくる。

しかも、お地蔵様も喜んでいると言う。

この反応は、秋山の普段いる世界の論理とはかなり違うはずだ。

だからここでは、

秋山が夏美を騙しやすい相手として見るだけでなく、少し扱いづらい相手としても見始めている

ように感じた。

まっすぐすぎる人間は、逆に駆け引きの計算が狂うことがある。

お地蔵様の前という場所が、“加賀美屋の内側の論理”を象徴している

庭にお地蔵様があり、客もそこへ行ける。

蔵も近く、境界もどこか曖昧。

これは防犯的にどうなのかと考え出すとかなり気になる。

でも逆に言えば、それだけ

加賀美屋が客を“疑う前に迎え入れる空間”としてできている

ということでもある。

その無防備さは美徳でもあるが、

秋山のような相手が入ってくると一気に危うさにも変わる。

この場面はその両面を感じさせた。

秋山は旅館を買いたいというより、“使えるかどうか”を見ている感じもある

景色、空気、庭、お地蔵様、情報共有。

秋山は全部に目を配っている。

だから単純に「この旅館が欲しい」というより、

この旅館の何が価値で、どこが使えるのかを測っている

ようにも見える。

買収なのか、経営介入なのか、別のたくらみなのかはまだ分からない。

でも少なくとも秋山は、客としてくつろぐより先に、加賀美屋を“対象”として見ている。

この場面は、夏美の純粋なおもてなしと、秋山の打算的な視線が静かにぶつかる場面だった

表面だけ見ると穏やかな会話だ。

でも内側では、かなり違う論理が動いている。

夏美は、少しでも相手を知って、きちんともてなしたいと思っている。

一方秋山は、加賀美屋の中身を知って、自分の目的にどう結びつけるかを見ている。

つまりこの場面は、

善意で人を迎える側

その善意ごと値踏みする側

が、静かに向き合っている場面だったと思う。


秋山の「任せてくれ」がいちばん危ない――伸一が弱みごと預けてしまう朝

  • 伸一は、秋山にレナとの夜のことを持ち出されたため、眠ることができなかった。
  • 秋山が加賀美屋を発つ際、伸一は見送りにやって来る。
  • 伸一は秋山に、レナとの夜のことをどうすればいいのかと尋ねる。
  • 秋山はまず、伸一にレナとその気があるのかどうかを確認する。
  • 伸一がそれを否定すると、秋山は一夜の過ちだと結論づける。
  • そのうえで、そういうことなら自分がなんとかできる、悪いようにはしないから任せてくれと伸一に言う。
  • そこへ環と夏美も見送りにやって来る。
  • 環は、もっとゆっくりしていけばいいのにと秋山に声をかける。
  • 秋山は、仕事があるからと答える。
  • 夏美は笑顔で、またいらしてくださいと秋山に伝える。
  • 秋山は、また近いうちに来ると答える。
  • ナレーションは、秋山は夏美の笑顔が何やら苦手なようだと説明する。

個人的感想

伸一はかなり追い詰められている様子だ。眠れなかったというのもよく分かる。そんな状態の時に、秋山から「一夜の過ちということなら自分がなんとかできる」と言われたら、そりゃ頼ってしまうだろうなと思う。ただ、その代償はかなり大きなものになるはずで、ここで秋山にすがった時点で、もうかなり危ないところまで来ている気がする。

秋山は夏美の笑顔が苦手なようだとナレーションで言われていたが、そこは少し気になった。どうして苦手なんだろうと考えると、秋山が普段付き合っているのは、裏表があったり、打算があったり、人を利用したりする世界の人間ばかりなんじゃないかと思う。だからこそ、夏美みたいに裏がなく、人を騙したり陥れたりする気持ちが見えない笑顔に接すると、かえって居心地が悪いのかもしれないなと思った。


この場面でいちばん危ないのは、秋山の脅しより“安心させる言葉”の方だと思う

普通なら、怖いのは脅されることだと感じる。

でも今回の秋山は、露骨に追い詰めるより先に

「自分がなんとかする」「悪いようにはしない」

と言ってくる。

ここがかなり危ない。

なぜなら伸一にとって今いちばん欲しいのは、責める言葉ではなく

この問題を消してくれる人

だからだ。

秋山はそこをきれいに突いている。

秋山は“弱みを握る人”から“弱みの処理役”に化けている

前回までは、秋山は伸一の秘密を知っている側だった。

でも今回は一歩進んで、

その秘密をどう処理するかまで引き受ける顔をしている。

つまり秋山はここで、

脅迫者ではなく

頼れる解決役

として自分を差し出している。

この形になると、伸一は警戒しにくくなる。

そこがかなりいやらしい。

「レナとその気はあるのか」と先に確認するのも、伸一を安心させるための手順に見える

秋山は最初から決めつけず、一応伸一の気持ちを確認する。

この一手があることで、秋山は単なる強引な人間ではなく、

事情を理解してくれる人間のように見える。

でも実際には、これは思いやりというより、

伸一が乗りやすい整理の仕方を先に作っている

だけなんだと思う。

一夜の過ちだった。なら処理できる。

その流れに乗せるための確認に見える。

伸一はもう“自分で責任を取る”のではなく、“誰かに片づけてもらう”方向へ傾いている

本来なら、自分で蒔いた種なら自分で向き合うべきなんだろう。

でも今の伸一にはその余裕がない。

だから秋山にどうすればいいのかと聞いてしまう。

ここで見えてくるのは、伸一の弱さだけではなく、

責任を引き受けるより、なかったことにしたい気持ち

だと思う。

その気持ちがある限り、秋山から離れられない。

環と夏美の前では、秋山は最後まで“感じのいい客”を演じ切っている

環には愛想よく、

夏美にはまた近いうちに来ると笑って答える。

ここには何の乱れもない。

つまり秋山は、伸一にだけ別の顔を見せ、

他の人には最後まで無害な客として振る舞っている。

この二重性がかなり怖い。

秋山の怖さは乱暴さではなく、

表の顔をまったく崩さないところ

にあるのだと思う。

夏美の笑顔が苦手というのは、“攻略しにくい”という意味にも見える

秋山は夏美の笑顔に少し居心地の悪さを感じているように見える。

それは、裏がないからかもしれない。

でももう一つ言うなら、

打算で動く人間にとって、打算のない相手は読みづらい

ということでもあると思う。

伸一には承認欲求があり、そこを突ける。

でも夏美の笑顔には、そういう引っかかりがない。

だから秋山にとっては、むしろ扱いにくいのかもしれない。

この場面は、“伸一が秘密を握られた場面”ではなく、“伸一が秋山を必要とし始めた場面”として重い

秘密を知られているだけなら、まだ踏みとどまれる余地はある。

でも今回の怖さはそこではなく、

伸一の側から秋山に「どうすればいい」と聞いてしまっていることだ。

つまりもう、脅されているだけではなく、

秋山を必要とする側に回り始めている

ここまで来ると、秋山は外部の敵ではなく、

伸一の弱さの中に入り込んだ存在になる。

それがかなり危ない。

この見送りの場面は静かだけど、実質的には“伸一が秋山に渡った場面”に近い

表面上はただの見送りだ。

でも内側では、伸一が秋山の「任せてくれ」を受け入れようとしている。

だからこの場面は静かだけれど、かなり決定的だと思う。

加賀美屋の外から来た怪しい男に、

伸一が自分の一番まずい部分の処理を委ねようとしている。

それはつまり、

伸一が自分の弱みごと秋山に差し出しかけている場面

なんだと思う。


夏美が実家の力を借りる――新しい加賀美屋を作ろうとする一方で、伸一はまだ揺れている

  • 夏美は横浜の実家に電話をかける。
  • 夏美は父・啓吾(大杉漣)に、加賀美屋オリジナルの洋菓子について相談する。
  • 啓吾は、夏美らしい考えだと喜ぶ。
  • 夏美が協力をお願いすると、啓吾は喜んで力になると答える。
  • 夏美も喜び、アイデアがまとまったらまた連絡すると伝える。
  • 啓吾も、いつでも相談に乗るとやる気を見せる。
  • 夏美は柾樹に、啓吾が協力してくれることを報告する。
  • 柾樹もその話を聞いて喜ぶ。
  • 一方、伸一に意見を求めても、伸一は心ここにあらずの様子を見せる。
  • ナレーションは、夏美は伸一のことが気になってはいたものの、あのまま聞けずにいたと語り、その日の放送は終わる。

個人的感想

夏美は加賀美屋でも洋菓子を出すつもりのようだ。これ、構想や試作の段階では親である啓吾の力を借りて、形になりそうだと見えた段階で地元業者に製造をお願いする流れなんだろうか。もしそうだとしたら、なかなかしたたかだなと思う。まだどうなるか分からない段階でいきなり地元業者に持ち込むより、まずは無償で頼める親の力で企画の手応えを見てから、話を持っていく方が現実的ではある。

逆に製造まで啓吾にやらせて横浜から運ぶとなると、輸送費もかかるし、加賀美屋オリジナルとして定着させるには少し厳しい気もする。だから最終的には地元で回す形になるんだろうが、そこに行く前の立ち上げとしてはかなりうまいやり方にも見える。

夏美発案の洋菓子企画だと思うが、啓吾がまた嬉しそうなんだよな。自分が頼られていること自体がたまらない感じで、この調子だと自分の本業以上に夏美の手伝いに張り切ってしまうんじゃないかと思うくらいだった。柾樹も素直に喜んでくれていたし、そこは見ていて気持ちよかった。

ただ、その横で伸一はあからさまに心ここにあらずだった。しかもそんな伸一の様子を見ても、夏美はまだ「気になる」で止まっていて、そのまま放置しているのかとも思ってしまった。もちろん簡単には聞けないだろうし、夏美の立場では踏み込みにくいのも分かる。分かるんだけど、前回あれだけ不穏なものを見てしまっている以上、まだ様子見なのかとは少し思ってしまう。


この場面は“夏美の新しい提案”を見せる場面であると同時に、“夏美が加賀美屋の外部資源を使い始める場面”でもある

洋菓子のアイデアそのものも面白いが、もっと大きいのは、

夏美が加賀美屋の中だけで完結せず、

実家の力を引っ張ってきて新しい商品を作ろうとしていること

だと思う。

これは単なる親への相談ではなく、

若女将として使える人脈や資源を外から持ち込む動きでもある。

かなり経営参加っぽくなってきた。

啓吾との電話は、“娘を応援する父”である以上に、“仕事相手として頼られる父”を喜ぶ場面でもある

啓吾が嬉しそうなのは、娘に頼られたからというだけではないはずだ。

洋菓子という、自分の得意分野で声をかけられる。

つまりここでは、父親としてだけでなく

職人・仕事人としても必要とされている

ことがうれしいのだと思う。

だから啓吾の張り切り方には、親心と職業人としての誇りの両方が見える。

洋菓子の導入は、“加賀美屋らしさ”と“新しさ”をどう両立するかの象徴にも見える

老舗旅館でオリジナル洋菓子を出す。

一歩間違えると、和の旅館に洋菓子で違和感も出そうだ。

でも逆に、うまくやれば

伝統旅館の中に新しい魅力を足す試み

にもなる。

つまりこのアイデアは、単なる商品開発ではなく、

加賀美屋がこれからどこまで変われるかの縮図みたいな話でもある。

夏美は“実行する若女将”にかなり近づいてきている

前は感覚や善意で動くことが多かった夏美が、

今はちゃんと相談し、協力者を見つけ、形にしようとしている。

ここにはかなり成長を感じる。

つまり夏美はここで、

ただ明るくて愛される若女将ではなく、

企画を出して周囲を巻き込める若女将

へ進み始めているのだと思う。

柾樹が喜ぶのも、夏美が“自分の相棒として機能し始めた”感覚があるからかもしれない

柾樹が素直に喜ぶのは、夫としてうれしいだけではないだろう。

加賀美屋を変えていく流れの中で、

夏美がちゃんと自分の足で企画を持ってきた。

そこに対して、

若女将として戦力になってきた手応え

も感じているように見える。

二人が同じ方向を向いている感じがかなり強くなっている。

その一方で、伸一だけが“未来の話”に入れていない

夏美の企画、啓吾の協力、柾樹の賛同。

この場面は本来、加賀美屋の新しい未来の話で盛り上がる場面だ。

でもそこに伸一だけが乗れていない。

心ここにあらずで、意見も返せない。

つまりここでは、

未来を作ろうとしている側

秘密に足を取られて今をしのぐので精一杯の側

の差がかなりはっきり出ている。

ナレーションの「気になってはいたものの聞けなかった」が、夏美の限界も示している

夏美は鈍感だから放置しているというより、

気づいているけれど踏み込めないのだと思う。

それは前回の口止めもあるし、

夫婦の問題、家の問題が全部絡んでいるからだろう。

つまり夏美は今、

知ってしまったが、まだ介入する立場も覚悟も持てていない

ところにいる。

それがこのナレーションでかなりよく出ている。

このラストは、“新しい企画が動き出す明るさ”と“まだ触れられない秘密”を並べて終わるのがうまい

洋菓子の話だけならかなり前向きだ。

でも最後に伸一の上の空な様子と、聞けない夏美を置くことで、

単純な希望で終わらない。

加賀美屋は前へ進もうとしているのに、

足元にはまだ片づいていない問題がある。

つまりこの場面は、

未来へ向かう動き

まだ処理できない秘密

が同時に存在していることを静かに示している。

かなり嫌な余韻の残し方だと思った。


 

まとめ

今回の第135回は、秋山という人物の怖さがかなりはっきり見えてきた回だったと思う。これまでは怪しい男という印象だったが、今回は宿泊客として自然に加賀美屋の中へ入り込み、景色や空気や人の動きまで観察しながら、伸一には別の顔を見せていた。しかもやり方が露骨な脅しではなく、まずは持ち上げ、理解者のふりをし、最後に「自分がなんとかしてやる」と安心させる形なのがかなりいやらしい。伸一にとって今いちばん欲しいのは、秘密を消してくれる人だからだ。脅されるより先に、頼りたくなってしまう形に持っていかれているのが怖かった。

一方で、夏美の側はかなり前向きだった。秋山にはまだ警戒しながらも、若女将としてきちんと接客し、新しい企画として加賀美屋オリジナルの洋菓子まで考え始めている。しかもそのために横浜の実家の啓吾の力を借りようとするあたりは、夏美がもう単に頑張る人ではなく、外の力も使いながら加賀美屋の未来を作ろうとする立場に進み始めていることを感じさせた。柾樹もそこを素直に喜んでいて、この二人が同じ方向を向いているのは見ていて気持ちよかった。

だからこそ、その横で伸一だけが完全に取り残されて見える。秋山の言葉にすがりたくなるほど追い詰められ、家の未来の話にも心ここにあらずで入っていけない。夏美は気にはしているのに、まだ踏み込めない。ここがまた苦しいところだった。今回の回は、表面だけ見れば大きな事件が起きたわけではない。けれど実際には、加賀美屋の中に秋山という危険な存在が入り込み、伸一がその弱みに絡め取られ始めている。未来へ向かう明るい動きと、内側から崩れていきそうな不穏さが同時に進んでいる、その嫌な感触がかなり強く残る回だった。

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