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2026年1月9日放送の『どんど晴れ』第71回では、夏美と柾樹、それぞれが別の場所で「選択」を迫られる姿が描かれた。
夏美は聡からの告白を断り、自分の気持ちが今も柾樹にあることを再確認する。一方の柾樹は、仕事で高く評価され、昇進を約束されながらも、将来を決めきれずにいる。
恋愛、仕事、家業。
すべてを同時に選べない状況の中で、「選ばれ続けてきた男」が初めて“選ぶ側”に立たされる回だった。
※この回は、前日の展開を踏まえて見ると、より重みが増します。
👇 前回(第70回)の感想はこちら

断られても引かない告白と、再確認された想い
聡(渡邉邦門)は、夏美(比嘉愛未)に対して「好きだ」とはっきり告白する。
しかし夏美は、自分には今も想っている相手として柾樹(内田朝陽)がいることを理由に、聡の気持ちを受け取ることはできないと伝える。
それでも聡は引き下がらず、柾樹のことを悪く言い、「自分は諦めない」と宣言する。
この一連のやり取りを通して、夏美はあらためて自分が柾樹を好きであることを再確認する。
一方で、肝心の柾樹が今どう思っているのかについては、確信を持てないままでいる。
個人的感想
正直に言ってしまうと、聡の立ち回りはかなりダサい。
告白して断られた時点でつらいのは分かるが、その場で相手の「好きな人」を「そんなやつ」呼ばわりし、今そばにいないことを理由に評価を下げるのは、見ていて気持ちのいいものではない。
断られても諦めない、という姿勢を「情熱的」と取る人もいるのかもしれない。百歩譲ってそこまでは理解するとしても、
自分を選ばせるために、相手の想っている人を貶すというやり方は、どうしても粘着質に見えてしまう。
少なくとも、この告白を見て
「聡、かっこいいな」
と思う視聴者は、かなり限られるのではないだろうか。
一方で、夏美の側は終始一貫している。
柾樹のことを「嫌いになった」描写は一度もなく、女将修業に向き合うために距離を取った、という判断をしてきただけだ。
だからこそ、「別れたのか、形式的に距離を置いただけなのか」このあたりが、視聴者としてはずっと曖昧なまま置き去りにされている感覚がある。
■ 聡の告白は「想い」ではなく「比較」で勝とうとしている
今回の聡の言動で引っかかるのは、夏美の気持ちそのものに向き合うよりも、
-
柾樹はそばにいない
-
自分の方が今ここにいる
という比較構造で勝とうとしている点だ。
これは告白というより、「選択を迫る圧」に近い。
■ 夏美は一度も「揺れていない」
この場面で重要なのは、夏美が聡の告白によって迷ったり、心が揺れたりしていないことだ。
むしろ、
-
自分はまだ柾樹が好き
-
でも、相手の気持ちは分からない
という、これまでずっと抱えてきた不安を再確認しただけに見える。
つまり、この告白は恋の三角関係を動かしたのではなく、夏美の立ち位置をはっきりさせただけとも言える。
■ 「諦めない」は美徳にも暴力にもなる
聡の「諦めない」という宣言は、使い方次第では誠実さにもなるが、相手が明確に断っている状況では、簡単に重荷になる。
特に今回は、
-
相手に好きな人がいると分かっている
-
その相手を悪く言っている
という条件が重なっているため、情熱よりも自己中心性が前に出てしまった印象が強い。
■ 柾樹不在が、全てを歪ませている
この告白がここまで居心地の悪いものに見える最大の理由は、柾樹が「画面にいない」ことだ。
柾樹が今どう思っているのか、
なぜ戻ってこないのか、
その説明が不足したまま、
-
聡は攻め
-
夏美は迷い
-
柾樹は不在
という構図だけが先行している。
結果として、聡の言葉だけが空回りし、余計に評価を下げてしまっている。
すれ違いを正当化する「仕事」という言葉
横浜では、柾樹が連日の残業と早朝出勤を繰り返し、ほとんど家に帰れていない状態が続いている。
その様子を見て、啓吾(大杉漣)は智也(神木隆之介)に対し、
「男が仕事に打ち込むというのは、そういうことだ」
と語り聞かせる。
一方で智也は、夏美と柾樹の関係を心配している。夏美から実家に電話がかかってきた際、夏美は柾樹が家にいるかどうかを確認する。
しかし柾樹はまだ帰宅しておらず、夏美は不在を知ることになる。
智也は心配のあまり、夏美に「一度戻って来られないのか」と提案するが、夏美は旅館の仕事が忙しく、今は戻れないと説明する。
さらに智也は、柾樹のそばには元カノの香織(相沢紗世)がいることを気にかけるが、啓吾は「今は見守るしかないのではないか」と諭す。
それでも智也は、何か自分にできることはないかと考え続けている。
個人的感想
「男が仕事に打ち込むとはそういうことだ」という啓吾のセリフは、
令和の今だったら確実にいろいろ突っ込まれるやつだろう。
・男だけの話じゃないだろ
・過重労働を美徳にするな
・仕事を理由に家庭や人間関係を後回しにするのはどうなんだ
…と、炎上ポイントは山ほどある。
ただし、ここは少し切り分けて考えたい。
強制されているわけでもなく、
自分が選んだ仕事に、自分の意思で打ち込むこと自体は、
令和の価値観でも否定されるべきものではない。
問題になるのは、
・法令で定められた限度を超える過重労働が当然として放置されていないか
・本人の意思なのか、空気に追い込まれていないか
という点だ。
その意味では、柾樹自身が「今は仕事に向き合いたい」と思っている可能性も十分ある。
一方で、智也をはじめとする朝倉家の面々が、ここまで夏美と柾樹の関係を心配しているということ自体が、「別れた」とは本気で受け止めていない証拠にも見える。
親である啓吾や房子(森昌子)は、立場上、感情だけで動くことはできない。
だが、まだ子どもである智也には、そのブレーキがない。
この流れ、
夏美に似た“突っ走る役”を、智也が引き継ぎつつある
ようにも感じられて、少し不安にはなるが…。
■ 「仕事」はすれ違いを正当化する便利な言葉になっている
この場面で気になるのは、柾樹と夏美の距離が広がっている理由が、すべて「仕事」で説明されている点だ。
忙しい
帰れない
電話に出られない
どれも正当な理由ではあるが、それが積み重なると、結果として関係を放置する理由にもなってしまう。
■ 啓吾は「信じる側」、智也は「動こうとする側」
啓吾のスタンスは一貫している。
・無理に介入しない
・当人たちを信じて待つ
一方、智也は違う。
・何かできることはないか
・放っておいていいのか
と、動くことを前提に考えている。
この対比は、
大人の理性
vs
若さゆえの行動力
として描かれており、今後、物語を動かすのは間違いなく智也の側だろう。
■ 香織の存在は「不安」を可視化する装置
智也が繰り返し気にしているのは、柾樹のそばに香織がいる、という事実だ。
香織が実際に何かしているかどうかよりも、「不在の間に誰がそばにいるのか」が問題になっている。
これは、
夏美がいない場所で柾樹の生活が進んでいる
という不安を、香織という存在が象徴している構図だ。
■ 「見守る」と「放置」の境界線
啓吾の言う「見守るしかない」は、理性的で正しい判断にも見える。
だが、
・連絡が取れない
・距離が広がっている
・第三者が近くにいる
この条件がそろった状態での「見守り」は、放置と紙一重でもある。
智也がモヤモヤしているのは、この境界線がどこにあるのか分からないからだろう。
「お似合いだ」という噂と、提示された昇進
早朝、出勤しようとする柾樹を玄関で啓吾が呼び止める。
啓吾は、昨夜夏美から電話があったことを柾樹に伝え、柾樹は「何かあったのか」と様子をうかがう。
啓吾は特に何かあったわけではないと答えるが、どこか引っかかるような表情を見せる。
職場では、柾樹と香織が仕事の打ち合わせをスムーズに進めている。
二人の息の合った様子を見た周囲は、「仕事ができる二人でお似合いだ」と噂する。
その中で、夏美の友人でもある久美子(別府あゆみ)だけが、その空気に明らかな不快感を示す。
その後、副総支配人(ささきいさお)に呼び出された柾樹は、
「今回の仕事がうまくいけば、企画部の副部長に推薦するつもりだ」
と昇進の打診を受ける。
個人的感想
啓吾は、
「柾樹本人に、香織のことや夏美のことをどう思っているのか聞く」
という一番踏み込む行為は、どうしても避けているように見える。
親としての立場、元恋人という微妙な関係性、そのあたりがブレーキになっているのかもしれない。
一方で柾樹は、職場では相変わらず評価が高い。仕事ができる男として重宝され、香織とのコンビも順調。加賀美屋で夏美が置かれている状況と、あまりにも対照的だ。
ここで面白いのは、加賀美屋では佳奈が夏美を守り、柾樹の職場では久美子が柾樹を守っているという構図が、ほぼ対になっている点だ。
副総支配人からの昇進打診については、正直あまり好きなやり方ではない。
「この私が頼んでいるんだぞ」
「断る選択肢はあるのか?」
と言いたくなるような、典型的な圧のかけ方だ。
2007年当時なら、
「出世できるなら頑張る」
と受け取る若者も多かっただろう。
だが昇進することを喜ぶ若者が減少している今の感覚で見ると、
責任だけ増えるポストをエサにするやり方は、必ずしも魅力的とは言えない。
■ 啓吾は「聞きたいこと」をあえて聞かない
啓吾は、
・電話があったことを伝える
・心配している様子を見せる
ところまでは踏み込むが、
「香織のことや夏美のことをどう思っているのか」
という核心には触れない。
これは、
信頼しているからこそ聞けない
親として干渉しすぎたくない
そのどちらとも取れる。
だが結果として、重要な確認だけが宙に浮いたままになっている。
■ 職場での評価は、私生活を上書きする
柾樹は職場では、
有能
信頼されている
将来を期待されている
という評価を一身に受けている。
その評価が高まるほど、私生活で起きている「すれ違い」は、後回しにされていく。
仕事が順調であることが、必ずしも人生が順調であることを意味しないというズレが、ここで強調されている。
■ 久美子だけが「物語の外側」を見ている
周囲が「お似合いだ」と盛り上がる中で、久美子だけが違和感を示している。
彼女は、
・夏美の存在を知っている
・二人の関係の背景を知っている
数少ない人物だ。
だからこそ、職場の空気に流されず、この関係を素直に祝福できない。
久美子は、この職場における「視聴者に近い視点」を担っている存在とも言える。
■ 昇進の打診は「未来」を固定しようとする力
副総支配人の言葉は、単なる評価ではなく、
「ここに残れ」
「この道を選べ」
という強い誘導でもある。
仕事が成功すれば昇進。
昇進すれば、横浜に腰を据える理由ができる。
つまりこれは、
柾樹の未来を、会社側が先に決めようとする動き
でもある。
語られない覚悟と、語られてしまった本音
柾樹の職場に、智也が訪ねてくる。コーヒーを美味しくなさそうに飲んでいる智也のもとに、柾樹が現れる。
智也は、「一つ屋根の下に住んでいるのに、ちゃんと話す機会がないから」と説明し、職場まで来た理由を明かす。
二人は、夏美のこと、そして元カノである香織の存在について話し合う。
柾樹の話を聞いた智也は、少し安心した様子を見せる。
柾樹は、
・夏美に対する気持ちは今も変わっていないこと
・一緒になって加賀美屋を継ぎたいという思いも変わっていないこと
をはっきり口にする。
一方で、自分の中で「加賀美屋を継ぐ覚悟」が定まるまでは、
夏美に今の気持ちを伝えることも、会いに行くこともできない
と、智也に正直な胸の内を語る。
個人的感想
智也がコーヒーを美味しくなさそうに飲んでいる姿を見て、どれだけ大人びたことを言っていても、やっぱり中学生なんだなと再確認する。
以前、夏美とカフェに行ったときもオレンジジュースを頼んでいたし、コーヒーは根本的に苦手なんだろう。
啓吾や房子が聞けないことを、智也が代わりに聞きに来ている構図も良い。
しかも話の流れで、
「香織の存在は、もう啓吾たちには伝えてある」
と分かり、
「しゃべったのか!」と焦る柾樹と智也のやり取りは、素直に微笑ましい。
智也にとって柾樹は、姉の恋人であり、年上の兄貴分であり、ちゃんと本音をぶつけられる相手なんだろう。
ただし――
ここからが正直、かなり混乱した。
柾樹は、
「夏美と一緒になって、加賀美屋を継ぎたい気持ちは変わらない」
とはっきり言う。
その直後に、
「でも、自分の中で覚悟が見つかるまでは、何も言えないし、会いにも行けない」
と言う。
……ん?
それ、どういうことだ?
継ぎたい気持ちはある
↓
でも覚悟はない
この二つが、どうしても噛み合わない。
「覚悟がない」なら、気持ちに揺らぎがあるということだし、
「気持ちに変わりはない」なら、覚悟も固まっていそうなものだ。
自分の日本語理解力が限界なのだろうが、素直に、「継ぎたい気持ちはあるけど覚悟がない」という解釈でいいのだろう。
■ 柾樹の「気持ち」と「覚悟」は別物として描かれている
柾樹の中では、
気持ち=感情・理想
覚悟=現実を引き受ける決断
が、明確に分かれているように見える。
つまり、
「好き」
「一緒になりたい」
という感情は変わっていないが、
・仕事を捨てる覚悟
・人生の軸を盛岡に移す覚悟
・家業を背負う覚悟
が、まだ定まっていない。
本人の中では矛盾していないが、聞く側からすると分かりづらい状態かもしれない。
■ 「会いに行かない理由」は優しさでもあり、逃げでもある
柾樹は、
中途半端な気持ちで会いに行くのは失礼
覚悟が固まらないうちは、何も言えない
と考えているようだ。
これは一見、誠実にも見える。
だが同時に、
曖昧な状態で向き合うことから逃げている
とも読める。
夏美が最も苦しい状況にいる今、「会わない」という選択が、結果的に距離を広げているのも事実だ。
■ 智也は「感情」と「現実」の通訳役になっている
智也は、
怒らない
詰めない
結論を急がせない
ただ聞いて、理解しようとする。
その結果、柾樹は初めて、自分の中の曖昧さを言葉にすることができている。
智也は答えを出させる存在ではなく、
「考えを外に出させる存在」
として機能している。
■ この会話は「決断の前段階」に過ぎない
重要なのは、この場面で柾樹は何も決断していない、という点だ。
・退職するとも言っていない
・戻るとも言っていない
・香織を選ぶとも言っていない
ただ、
「今は決められない」
という事実だけが、はっきりした。
だからこそ、このシーンは静かだが重い。
選ばれ続ける男と、選ばなければならない人生
同僚たちが帰宅していく中、柾樹は一人、残業を続けている。
そこへ山室部長(中原丈雄)が声をかける。副総支配人からの昇進の話を柾樹が断ったことを受け、「もう一度説得してほしい」と頼まれていると伝える。
そして、「ショーが終わったら、一度ゆっくり話をしよう」と、含みを持たせた言葉を残して去っていく。
そのやり取りを聞いていた香織は、なぜ昇進の話を断ったのかと柾樹に問いかける。
香織は、「この仕事を辞めるべきじゃない」と、柾樹を説得する。
さらに香織が、仕事以外のことを口にしようとしたその瞬間、
柾樹は間髪入れずに
「もう帰っても大丈夫だよ」
と声をかけ、明確に距離を取る。
好きな仕事に夢中で取り組んできた柾樹が、
これからどう生きていくべきかを決めなければならない――
というナレーションで、この日の放送は終了する。
個人的感想
副総支配人、本気だな。
山室部長まで使って引き止めにかかるということは、もはや「話し合いによる円満退職」は難しい段階に入っている。
ここまで来ると、柾樹が辞めるとすれば「合意退職」ではなく、一方的な「辞職」になる可能性が高い。
それだけ柾樹は、
・仕事の適性がある
・成果を出している
・上からも信頼されている
・戦力として手放したくない
存在になっているということだ。
昇進も約束され、副総支配人の姪である香織からも好意を向けられ、極端な話、このまま行けばホテルの中枢、将来的にはトップすら狙える立場にいるようにも見える。
それらをすべて捨てて、本当にあの「加賀美屋」を継ぐことが、柾樹にとって幸せなんだろうか?
正直、疑問が強くなってきた。
いっそ、
・柾樹はホテルで出世街道を進み
・夏美は旅館の女将修業を諦め
・柾樹が重要なポストに就いた時おもてなしの才能を活かせるホテルのポストを用意してもらう
という未来の方が、お互いにとって健全なんじゃないかとすら思えてくる。
夏美が求めているのは人を喜ばせること、笑顔を見ることのはずだ。
「伝統」や「格式」を重視するあの陰湿で精神論が支配する加賀美屋でなくても、それは十分に叶えられる。
正直、
「柾樹が総支配人になるまでの物語」
でも、全然いい。
加賀美屋を継ぐ覚悟より、ホテルでトップを目指す覚悟の方が、よほど現実的で、ハードルが低そうに見えてしまう。
今日は彩華が出てこなくて、少し物足りなかった。なんだかんだ言われつつも、彩華の思惑や、窃盗事件の顛末は、やっぱり気になる存在なんだよな。
■ 副総支配人の引き止めは「評価」ではなく「囲い込み」
今回の引き止めは、
・能力を認めている
・将来性を見ている
という評価であると同時に、
「逃がしたくない人材を囲い込む動き」
でもある。
山室部長を使って圧をかける構図は、期待と同時に、逃げ道を塞ぎに来ているようにも見える。
■ 香織は“正論”だが、“柾樹の核心”には触れていない
香織の言っていることは、基本的に正しい。
・辞める理由がない
・才能を活かすべき
どれも論理的だ。
だが香織は、
「柾樹が何に迷っているのか」
その核心には触れていない。
だからこそ、仕事以外の話題に踏み込もうとした瞬間、柾樹は即座に距離を取った。
■ 「もう帰っていい」は、線引きの言葉
柾樹の
「もう帰っても大丈夫だよ」
は、優しい言葉の形をしているが、かなり強い拒絶でもある。
・仕事仲間としては信頼している
・でも、それ以上は踏み込ませない
という、明確な線引きだ。
香織を選ばない、という意思表示でもある。
■ この回の主題は「どちらを選ぶか」ではない
この回で描かれているのは、
加賀美屋か
ホテルか
という二択ではない。
本当の問いは、
「自分の人生を、自分で選ぶ覚悟があるか」
という一点だ。
柾樹は今まで、流れに乗り、期待され、選ばれ続けてきた。
だが今度は、自分で“選ばなければならない側”に立たされている。
まとめ
第71回は、大きな事件が起きた回ではない。しかしその分、登場人物たちの内面が丁寧に掘り下げられた回だった。
夏美は、誰かに選ばれることよりも、自分が誰を想っているのかをはっきりさせた。
一方の柾樹は、仕事でも人間関係でも「選ばれる側」に立ち続けてきたが、この回で初めて、
自分の人生を自分で選ばなければならない地点に立たされる。
昇進、期待、信頼。
すべてが揃っているからこそ、簡単には捨てられない。
だが同時に、それらを選ぶことが、別の未来を閉ざす可能性もある。
第71回は、
「どちらを選ぶか」ではなく、
選ぶ覚悟があるのかどうかが問われ始めた転換点だった。
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