本記事にはアフィリエイト広告を利用しています。
2025年11月26日(水)放送の『どんど晴れ』第39回。
さんさ踊りで盛岡が一年で最も華やぐ中、
夏美(比嘉愛未)の独断が思わぬ方向へ転がり、
翼(川口翔平)との“大事件”へとつながっていく回だった。
◆さんさ踊りの熱気と、ひとり取り残された翼
さんさ踊りが始まり、盛岡の街は祭り一色。加賀美屋も活気に包まれる中、夏美(比嘉愛未)は担当の翼(川口翔平)の姿が見えず不安を覚える。
客室にはおらず、旅館の外でひとり勉強している翼を発見。そこへ伸一(東幹久)の息子である健太(鈴木宗太郎)と勇太(小室優太)が現れ、「勉強なんかしてつまんねぇ」とからかう。恵美子(雛形あきこ)が二人を迎えに来て、そのままさんさ踊りへ連れ出していった。
残された翼に、夏美は母・愛子(とよた真帆)への気持ちを尋ねる。翼は「怒ってなんかいない。もう慣れてる」と淡々と告げる。その言葉に胸を打たれた夏美は、
「じゃあ私と一緒に行こう!」と翼をさんさ踊りへ誘う。
(個人的感想)
旅館の経営陣の子どもである健太と勇太が、同じ旅館のお客様である翼を平気でからかう姿には驚かされた。伸一のこじらせた性格を見ると、子どもたちの将来も心配になるほど。
そして夏美。どう見ても勤務中なのに、感情だけで翼を祭りへ誘ってしまう“おせっかいスイッチ全開モード”。あまりにも常識外れの行動が続き、見ているこちらがちょっと疲れてしまうレベルだった。
◆さんさ踊りの人込みで見える“家族”という景色
夏美に連れられ、さんさ踊り会場へやってきた翼。会場は大混雑だが、そこで偶然アキ(鈴木蘭々)と聡(渡邉邦門)に再会する。
周囲には家族連れが多く、本来なら愛子(とよた真帆)と来るはずだった翼は、楽しげな家族の姿を見て複雑な表情を見せる。
それに気づいた聡は気を利かせ、人混みでも見やすい高い場所へと翼を案内。視界が開け、一気にさんさ踊りの迫力が伝わり、翼は嬉しそうな笑顔に戻る。
祭りを見終えてイーハトーブへ戻ると、夏美は横浜にいる柾樹(内田朝陽)へ“さんさ踊りの写真”を送信。その光景を見た聡は、一瞬だけ切なさの滲む表情を浮かべるのだった。
(個人的感想)
仕事中に本当に職場を放り出して、堂々とさんさ踊りに来ている夏美に驚愕。「誘った勢いで来ちゃいました!」では済まされない行為で、どう考えても懲戒ものの大暴走。
夏美は“自分の善意”だけで突っ走るタイプだから、職場のルールや他の人の迷惑が目に入らない。
翼が喜んでいるのが唯一の救いだけど、それでも「いやいやいや……」と言いたくなる場面だった。
◆横浜で動き出す“別のドラマ”——元カノ・香織の帰還
横浜では、柾樹が片手でキーボードを叩きながら仕事中。そこへ夏美から“さんさ踊りの写真”が届き、盛岡の季節を懐かしむように目を細める。
そのタイミングで、突然オフィスに現れたのが——
どこか大人の色気をまとった藤村香織(相沢紗世)。
柾樹の“元カノ”ということが一瞬でわかる空気感。
二人の再会は2年ぶり。お互いに「変わってないね」と微笑み合い、すぐに昔の距離感へ戻っていく。
香織は柾樹と同期で、これまでニューヨークで働いていたが今回横浜へ転勤になったとのこと。
「よろしくね」と右手を差し出す香織。その手を自然に取る柾樹。
その瞬間——ナレーションが不穏な空気を漂わせる。横浜で何か“新しい波”が起きるのでは、と予感させる締めくくり。
(個人的感想)
柾樹、片手キーボードで仕事してるけど効率悪くない?そして香織、明らかに夏美とは違うタイプで、“都会のキャリア女性”ってオーラがすごい。
盛岡では聡、横浜では香織。恋路の四角関係が始まる予兆がバリバリで、物語の空気が一気にザワついてきた感じ。これは近いうちに何かあるか…。
◆イーハトーブでの“束の間の楽しい時間”と、静かに迫る危機
さんさ踊りを見終え、夏美と翼が立ち寄ったのは下宿イーハトーブ。店内では、翼が聡に持ち上げられ、「特等席に乗せてもらった」と嬉しそうな笑顔を見せる。
普段、人に抱き上げられるようなことはないという翼の言葉に、ビリー(ダニエル・カール)が思わず「お父さんはいないの?」と踏み込んだ質問。翼は落ち着いた口調で「気にしないでください」と応じ、シングルマザー家庭で育つ彼の“大人びた一面”が垣間見える。
アキはそんな翼に、「子どもなんだから、怒ったり泣いたりしてもいいんだよ」と寄り添い、
夏美もまた、「たまにはお母さんに本音をぶつけてみたら?」と優しく背中を押す。
そこへ裕二郎(吹越満)がイーハトーブ特製の“ずんだ餅”を振る舞う。アレルギー体質の翼を気遣い、夏美は材料を一つひとつ確認し、安全だと判断して食べることを許可。
アキと夏美が「勝手にお客様を連れ出して叱られないのか」と話している最中、裕二郎の娘・咲(兼崎杏優)が「はい、お兄ちゃん、これもおいしいよ」と饅頭を差し出す。
翼はためらいなく「ありがとう」と微笑み、その饅頭を口に運んでしまう——。
(個人的感想)
さんさ踊りに連れ出しただけでなく、そのまま下宿に寄り道という“フルセットの独断行動”。
しかも夏美は「”多少叱られても”、翼くんが喜んでくれたなら」と軽く受け止めていて、常識のギャップに眩暈すら覚える。
以前も言ったことだが、夏美は実家のケーキ屋でしか働いたことがないんじゃないかと思う。
普通に考えれば職場専念義務に反し、仕事を投げ出してるんだから”多少”叱られる程度のものでは済まないだろう。
さらにアレルギー持ちの翼に、内容が不明な饅頭をうっかり食べさせてしまう流れ。これ、命に関わるケースも全然ありえるわけで、ヒヤヒヤどころの騒ぎじゃない。
夏美の“善意の暴走”が、ついに深刻な事態を招き始めた瞬間だと思う。
◆“不在”に気づく時江、緊迫していく加賀美屋
夕食の支度が整い、時江(あき竹城)が斎藤親子の部屋を訪れる。しかし、そこにあるはずの翼の姿がない。時江はすぐに事態を察し、「夏美が勝手にさんさ踊りへ連れ出したに違いない」と確信し、慌てて女将・環(宮本信子)に報告へ走る。
そこへ伸一(東幹久)が現れ、「夏美がいい気になって“おもてなし”したがるからだ」と相変わらずの嫌味口調で茶々を入れ、さらに不吉なことを平気で口にする。
環も時江も表情を曇らせ、胸騒ぎを抑えられず焦りが募っていく。
◆イーハトーブでの異変
一方その頃、イーハトーブを後にしようとしていた夏美と翼。「謝りに行くなら僕も一緒に行くよ」と健気に申し出る翼に、夏美は安心したように微笑む。
聡は車で送っていくと言い、どこか嬉しそうにキーを取りに2階へ。夏美と翼は外で待ちながら、穏やかに会話を交わしていた。
しかし次の瞬間——
翼が突然、激しく咳き込み始める。
「どうしたの!? しっかりして!!」夏美が動揺し、声を上擦らせる。
その叫びに反応し、聡、裕二郎、ビリー、アキが慌てて外へ飛び出す。
裕二郎は翼のただならぬ様子にすぐ気づき、聡に病院へと迷いなく指示。一帯に緊迫した空気が満ち、夏美はただ叫び続けるしかなかった。
そして画面は、取り返しのつかない事態を予感させ、今日の放送は幕を閉じた。
(個人的感想)
まず、ここまで夏美が“職場から消えている”のに誰一人として途中で気づかなかった加賀美屋の管理体制に驚愕。
“加賀美屋の倫理”が問われる回
・仲居の離席に誰も気付かない
・外出許可システムが存在しない
など、旅館側の危機管理も完全に破綻している。
物語としては“事件を起こすための構造”だが、描かれた内容だけ見れば、加賀美屋の体制そのものにメスが入るべきレベル。この事件は、環、時江、そして伸一にとっても“夏美への評価”に直結する。
そして、ずんだ餅は確認しても、咲が差し出した饅頭については会話に夢中でノーチェック。アレルギー持ちの子にとっては命に関わる行為で、見ていて本当に胃が痛くなる展開だった。
さらに、咲自身も悪気はまったくないだけに、もしこれが原因なら彼女の心にも深い傷が残りかねない。
咲の無邪気さと“罪悪感”の前兆
一番胸が痛いのはここ。
咲はただ純粋に、「これも美味しいよ」と出しただけ。しかしその一口が
翼のアレルギー発作の原因である可能性が極めて高い。
子どもが善意から行ったことで誰かが倒れる——
これは咲にとっても視聴者にとってもかなり重い展開。
まとめ
夏美の“よかれと思って”の暴走はついに事故レベルへ到達してしまい、
おもてなしとは何か、その根本を問われる段階に来たように感じる。
視聴者としても、今週は正直しんどいほどの展開続き。でも物語としてはここからどう収束させるのか興味もあるし、自分は最後まで見届けるつもりだ。
【追記】善意とアレルギー事故──“知らずに起きる危険”を防ぐために
今日のドラマで描かれた
「善意の行動がアレルギー事故につながる」という展開は、実際の生活でも非常に多いケースです。
-
子ども同士の「これ食べる?」という無邪気な好意
-
忙しさで“アレルギーの存在”を忘れてしまう瞬間
-
いただき物のお菓子の成分を確認しないまま渡す
-
「少しなら大丈夫だよね?」という思い込み
-
本人が“気を遣って断れない”状況
どれも“悪意ゼロ”の行動ですが、時に命に関わる事故へつながることがあります。
食物アレルギーについて知っておきたい方へ
記事中でも触れましたが、食物アレルギーは場合によっては命に関わることもある、とてもデリケートなテーマです。
詳しい情報や正しい知識を知りたい方は、以下の公的サイトが参考になります。
・アレルギーポータル「アレルギーについて」
https://allergyportal.jp/knowledge/
公的機関も、日常的なアレルギー管理について一般向けの情報を提供していますので、興味がある方はぜひ参考に。
『どんど晴れ』感想まとめはこちら
広告
懐かしい朝ドラをもう一度見たい方はこちら → NHKオンデマンドでは見られないけどTSUTAYA DISCASで楽しめる朝ドラ5選

