「チョッちゃん」も最終回を目前に控え、途中からではありますが、これまで毎回感想記事を書き続けてきた結果を振り返ります。放送が進むにつれてアクセス数も増え、読者の反応にも変化が見えてきました。
今回は、これまで書いてきた記事を「客観的データ(PV数)」と「主観的な手応え」の両面から見つめ直してみました。数字と感情、どちらにも意味がある──そんな気づきをまとめます。
客観ランキング(PV数ベース)
順位 | 放送回 | 簡易コメント |
---|---|---|
1 | 第120回 | 雅紀が敗血症の疑いありと言われる回 |
2 | 第96回 | 加津子が小学校を退学させられ杉山学園と出会う回 |
3 | 第107回 | 神谷先生が倒れ安乃と急接近の回 |
4 | 第104回 | 加津子の診断に激昂した要をチョッちゃんのビンタが止める回 |
5 | 第136回 | 黒柳徹子が行商のおばちゃんとして出演した回 |
6 | 第94回 | 加津子が大工道具を学校に持ち込んでいることが発覚する回 |
7 | 第137回 | 苦を楽にするチョッちゃんの回 |
8 | 第122回 | 雅紀がアイスクリームを口にする回 |
こうして並べてみると、放送として話題性の高かった回や感情のピークを迎えたエピソードが多くランクインしていることが分かります。まさに“盛り上がり回”が可視化された結果となりました。検索順位が関係しているということもあるでしょう。最終回を目前にアクセス数が増えてきているので5位以降は先週と今週の放送回のどれかが入り込むかも。
主観(自分が気に入っている記事)
放送回 | コメント |
第118回 | 要の独白回 |
第119回 | チョッちゃんと頼介のお別れ回 |
第122回 | 雅紀がアイスクリームを口にする回 |
第124回 | 要がバイオリンを捨ててもいいと言った回 |
第128回 | 俊道が遺したキャラメル二粒の回 |
第129回 | 嘉市の悲しみの回 |
第130回 | 情報がいろいろ詰まってた回 |
第137回 | 苦を楽にするチョッちゃんの回 |
こちらは、順位はありませんが、自分の“書き手としての実感”をもとにした選出です。感情が自然に言葉になった回、そして時間を忘れて書けた回。いずれも、ドラマの中の“静かな深み”に惹かれたエピソードが中心になっています。
客観と主観の交差点
PVランキングと主観ランキングの両方に入ったのが、第122回と第137回の2本です。
放送回 | 共通点 | 印象 |
第122回 | 雅紀がアイスクリームを口にする回 | 優しさと悲しさが交差した印象的な回で、心に静かに残った |
第137回 | 苦を楽にするチョッちゃんの回 | 苦を楽にするという言葉も心に残るが、手紙に記載されている住所が気になってしまった |
この2回は、書き手としての熱量と読者の共感が重なった「共鳴の回」でした。どちらも「人がどう生きるか」という問いに直結していて、自分でも特に印象深いエピソードでした。
データの裏にある感情
先週の放送では全体的にアクセスが伸びていましたが、一つだけ極端に読まれなかった記事がありました。しかし、これが結果として、主観と客観をデータとして振り返ってみようと思えたことにつながりました。
自分がすごくつまらない記事を書いてしまったのかなと思ったり、放送内容自体に少し“モヤっと”したものを感じた人が多かったのかなと思ったりしましたが、こうして見返すと、PVは感情の鏡でもあり、読者と自分の心の温度が一致しているかどうかが結果に表れるように思います。
まとめ 数字と心はどちらも真実
今回、PV数という客観的な数字と、自分の感情という主観的な手応えを並べてみて感じたのは、どちらも真実であり、どちらも大切だということです。
アクセス数が多い記事は“共感の広がり”を、そして書いていて満足できた記事は“表現の深まり”を示しています。
その両方が重なったとき、書き手としても読者としても最高の瞬間が訪れる。
第122回と第137回はまさにそんな“交差点”のような回でした。
最終回を前に、自分の書いてきた記事の積み重ねを振り返りながら、「チョッちゃん」という作品がくれた時間の豊かさを改めて噛みしめています。
気になる回がありましたら、こちらから確認してみてください。
『チョッちゃん』感想まとめはこちら
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