2025年8月18日放送(第21週・第101回)
◆ 本記事のポイント
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いせ たくや(大森元貴)の曲づくりで「手のひらを太陽に」が子どもたちの歌に。
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嵩(北村匠海)は仕事依頼が殺到、“ファイティングやない”の異名で大忙し。
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八木(妻夫木聡)が会社「九州コットンセンター」を設立、アキラ(齊藤友曉)と粕谷(田中俊介)も合流。
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蘭子(河合優実)は会社を辞めフリーの物書きに。八木の檄「君にしか書けないものを」。
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のぶ(今田美桜)は会社をクビに…。白鳥玉恵(久保史緒里)の“自宅訪問”で波紋も。
「手のひらを太陽に」誕生――“ファイティングやない”の由来
いせ たくやが嵩の詞にメロディーをのせ、昭和39年春、「みんなのうた」でオンエア。健ちゃん(高橋文哉)&メイコ(原菜乃華)の娘たちも口ずさみ、街に広がっていきます。スケジュールはギッシリ、どんな依頼も断らない姿勢から“ファイティングやない”と呼ばれるほどに。
私のひとこと感想:歌がヒットしても“原点は漫画”のまま。忙しさと創作のバランス、ここからが腕の見せどころだね。
🏃♀️#きょうのあんぱん🖌
「手のひらを太陽に」は、『みんなの歌』で紹介され、子どもたちのあいだで歌われるようになりました👐
仕事を頼まれると断れず、何でもやっつけてしまう嵩は、漫画家の仲間たちから”ファイティングやない”と呼ばれています🥊#北村匠海 #高橋文哉 #久保史緒里 pic.twitter.com/hLFTfqc61b
— 朝ドラ「あんぱん」公式 (@asadora_nhk) August 18, 2025
白鳥玉恵のリサイタル構成オファー――“押しに弱い”が炸裂
カフェで白鳥玉恵からリサイタル構成の依頼。最初は「無理だ」を連発するも、結局は引き受けて徹夜モードへ。
家庭では、嵩が「いつ辞めたっていい」とのぶに労いを向けますが、のぶは働き続けると静かに宣言。
私のひとこと感想:のぶの“自分で稼ぐ覚悟”が眩しい。生活を支える誇りが、ふたりの土台なんだと思うが、代議士秘書のときはもっと生き生きと働いていた気がする…
八木、会社設立!――アキラ再会&粕谷も合流/蘭子はフリーへ
八木が「九州コットンセンター」を立ち上げ、のぶと嵩が祝福に。そこへ現れた青年は…ガード下で学んだアキラ! さらに“あの”粕谷宣撫班長まで合流していて驚き。
そこに蘭子が来訪。会社を辞めフリーの物書きになっていた。ビーチサンダルの宣伝文を書いて八木へ提出。しかし八木の評価は「ありきたり」。続けて、「誰でも書けるものじゃなく、君にしか書けないものを書け」と檄が飛びます。
一方、嵩に対しては「お前にしか描けないものを描くのは苦しいか? それでも逃げるな。漫画は描き続けろ」と背中を押す八木。
私のひとこと感想:八木の助言は“座右の銘”レベル。蘭子も嵩も、今日の一言で次の扉が開いたはず。
漫画が描けない夜――先に“玉恵リサイタル”の構成へ/のぶ退職と“自宅訪問”事件
机に向かっても漫画が一コマも進まない嵩。締切の迫る白鳥玉恵のリサイタル構成に逃避的に着手した。後日のぶは会社から解雇を言い渡されてしまいます。
さらに白鳥玉恵がのぶ不在の自宅に上がり込み、連発する「嵩さん」呼びにのぶの眉間がピクッ――最後は嵩が「今度は僕が頑張る」と宣言してエンディングへ。
私のひとこと感想:のぶに試練続き。でも“働く意思”と“支える胆力”は健在。ここから夫婦の再スタートだ。
まとめ――ヒットと試練、八木の一言で“原点回帰”へ
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「手のひらを太陽に」で言葉の力が全国へ。
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仕事が雪崩込む中でも、八木の檄で“自分にしか作れないもの”へ軸足を戻す準備が整った。
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のぶは退職で新たな働き方の岐路に。蘭子のフリー転身も相まって、女性陣の“自分の道”が面白くなる。
次回注目ポイント
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のぶの次の職場(あるいは学び場)はどこに?
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嵩、漫画の新連載へ踏み出せるか――“逃げずに描く”実践編。
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蘭子の“君にしか書けない”原稿は何を切り取る?
“手のひらを掲げて、次の一枚へ。”