朝ドラ『あんぱん』第88回感想と考察 三星百貨店デビューと涙のプロポーズ、戦後の“一歩目”を踏み出す回

朝ドラ

2025年7月30日放送(第18週・第88回)


就職、デザイン、そして結婚へ…物語が“未来”へ走り出した15分

第88回は、嵩(北村匠海)が三星百貨店の宣伝部に就職し、包装紙デザインに協力。ガード下の顔ぶれも新たな舞台へ旅立ち、ラストはのぶ(今田美桜)&嵩のプロポーズで涙のフィナーレ――“戦後の再スタート”を象徴するエピソードでした。


嵩の就職報告――漫画を続ける約束にのぶ笑顔

三星百貨店採用決定を喜ぶ嵩。しかしのぶはどこか浮かない顔。嵩が「どんなに忙しくても漫画は描く」と宣言すると、のぶは堪えきれず笑みをこぼし「頑張り」と一言。

私のひとこと感想:のぶの“応援の本音”が純粋で眩しい! それでも客乱入で台無し。引っ越し急げ(笑)。


宣伝部デビュー――“シンプルこそ新鮮”包装紙デザイン

三星百貨店宣伝部で、洋画家・猪俣昇一郎デザインの包装紙を受け取った嵩。周囲が首をかしげる中、嵩だけが「このシンプルさが新鮮でいい」と即評価。ロゴ入れの大役を任されます。

私のひとこと感想:美術の芯はブレない嵩。商業デザインの現場で才能が花ひらく予感!「mitsuboshi」の文字もセンス良く感じてしまう。


ガード下の別れ――アキラ・マサ子・ケイ子の新天地

アキラは新しい引き取り手が決定。マサ子&ケイ子も地元へ戻り、復員した親戚の事業を手伝うことに。

私のひとこと感想:ガード下にも“卒業”の季節。復興の鼓動が静かに響きます。


薪鉄子事務所――進む政策と割り切れぬ現場感情

法整備が進み、世良は効率的に案件を処理。しかしのぶは「取りこぼしがあるのでは」とモヤモヤ。

私のひとこと感想:机上の正論 vs 体温のある現場――のぶが次に何を掘り起こすか注目!世良のいうことはいつも正しい。何も間違ったことなど言っていない。でも、なにか温度を感じない。のぶがどんどん取り残されていくような感じがする…

中目黒新居計画と“また来客”コメディ

嵩は新居契約を報告し「大事な話」を切り出そうとするも、また来客。今度はラスボス母・登美子(松嶋菜々子)が結婚話を勝手に進行!


涙のプロポーズ――「二人きりにしてほしい」嵩の成長

登美子を部屋から下げ、嵩は真剣告白。千尋の想い、蘭子の後押しを語り、「結婚してください」と頭を下げます。

私のひとこと感想:大事な話をしようとする時に邪魔が多すぎるよ。でも、今回はちゃんと登美子さんに二人にしてほしいと意見をし、二人っきりになってようやくプロポーズすることができたね!いろいろあった二人ですけど、これからは幸せになってください!

のぶは涙で「ふつつかもんですけんどよろしゅうお願いします」と受諾。二人の目から零れた涙が光り、エンディングへ。


まとめ――“就職と漫画、愛と志”を抱えて未来へ

第88回は、

  • 就職と創作の両立宣言(嵩)

  • ガード下メンバーの旅立ち

  • 涙のプロポーズ成立

で“戦後の一歩”を示しました。次回は

  1. 登美子の正式了承なるか?

  2. 包装紙デザインの世間評価は?

  3. のぶの“取りこぼしゼロ”取材は続くのか?

昭和の街で、新しい家族と仕事が動き出します。次回も“面白がって生きえ”の気持ちで見届けましょう!

 

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