2025年7月28日放送(第18週・第86回)
“会えない3か月”が生んだ焦燥と決断
第86回は、告白から3か月後ののぶ(今田美桜)と嵩(北村匠海)を描写。選挙運動、退職願、そして母の登場――恋と仕事と家族の三軸が一気に進みました。
世良の「30秒だけ時間をあげます」――高知で束の間の再会
のぶは選挙運動で高知入り。敏腕補助員・世良がくれた“わずか30秒”で、次の再会予定を決めます。
私のひとこと感想:世良のタイムキープが鬼すぎる(笑)。ラピュタのドーラの40秒で支度しな!より短い世良の30秒!30秒でも次にいつ会えるか確認しあう二人。今は何やっても楽しいんでしょうね。
嵩、東京移住を決断――編集長の秒殺却下と宿題
月刊くじら編集部で心ここにあらずの嵩。「編集長、お話があります。」と切り出すと、「うち辞めて、東京行くがか?ダメや。それは許さん。と東海林(津田健次郎)は即座に却下。
私のひとこと感想:東海林編集長、最終的には嵩の東京行きを認めてくれるのは分かってるぞ。でも、戦後間もなくに恋心だけで簡単に仕事って辞められるものなのかね。
東海林の“逆転しない正義”ミッション
「何年かかっても何十年かかっても、二人で“逆転しない正義”を見つけてみぃ」
嵩とのぶに与えた宿題が、恋を超えたパートナーシップを示唆します。
🏃♀️#きょうのあんぱん🖌
嵩が高知新報を辞めようと考えていることに、気づいていた東海林。
入社試験で「“逆転しない正義”を見つけたい」と嵩とのぶが話していたことについて触れ
「何年かかっても、何十年かかっても、二人でその答え見つけてみい」#北村匠海 #津田健次郎#朝ドラあんぱん pic.twitter.com/BIqMqFqt0W
— 朝ドラ「あんぱん」公式 (@asadora_nhk) July 27, 2025
さらに2か月――詩集が導くガード下の再再会
会えない日々に痺れたのぶは八木(妻夫木聡)を頼りにガード下へ。そこに詩集を子供たちにかっぱらわれた嵩登場。
私のひとこと感想:井伏鱒二の詩集がトリガーアイテムに。詩集だけで嵩がここに来ていることが分かる描写が秀逸。その場に子供たちと八木がいることも忘れてしまったかのように二人だけの世界に入ってしまった二人。見つめあう二人に八木が「ガキたちが見てる。よそでやってくれないか。」と詩集で嵩の頭を叩く。大人な八木が止めに入ってくれて良かったよ(笑)
東海林のはなむけと部屋イチャ未遂――“逆転しない正義”を探す二人
嵩はのぶの部屋で退職報告。東海林の言葉を回想し「二人で答えを探そう」と誓います。
私のひとこと感想:最終的には嵩の東京行きを認めるとは分かっていても、「なにが正しいのか、逆転しない正義とは何か」を「何年かかっても、何十年かかっても二人でその答えを見つけてみぃ。」と宿題を与える東海林はさすがだね。イチャイチャしそうなシーンで来客で邪魔が入るというドラマの王道シーンも見られたし、この二人はもどかしいくらいで丁度いいのかもね。
マサ子&ケイ子ダブル乱入
醤油借り&男手要請でイチャムードは秒で崩壊。ドラマ王道の“恋路邪魔イベント”が炸裂しました。
八木宅宿泊決定と“ラスボス母”登美子登場
宿泊先を聞かれた嵩は次郎の写真に気兼ねし「八木さんとこへ」と即答。指先が触れただけで固まる初々しさを見せた刹那、母・登美子(松嶋菜々子)が強襲。
私のひとこと感想:ラスボス母、襲来! 次回は“母の試練”セットで関係承認イベントか!? のぶと嵩は次のステージに進むのにあと何年かかるんだというくらいの初々しさを出しているが、二人だけで進展するのか、誰かがお節介焼かないと進展しないんじゃないかと心配にもなってくる。しかし、最後に現れた登美子さんの圧倒的ラスボス感よ。明日、登美子さんは何をするつもりなのか気になります。
まとめ――“30秒の再会”から“母ラスボス”へ、恋も志も加速中
第86回は、
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世良30秒ルールで会えぬ恋の尊さを強調
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東海林の宿題で恋と仕事を同軸に
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ラスボス母登場で次回へ強烈フック
次回は
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登美子の許可獲得なるか?
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嵩の漫画家修業は正式始動?
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選挙戦でのぶはどんな記事を届ける?
“逆転しない正義”を探し、明日の放送を待ちましょう!