2025年7月24日放送(第17週・第84回)
災害と恋が同時進行、心が揺さぶられた15分
昭和21年12月21日に高知を襲った大地震から二日。嵩(北村匠海)の安否が分からないまま、のぶ(今田美桜)の感情は急上昇――本回は“災害サスペンス”と“ラブコメ”が同居した怒涛のエピソードでした。
高知大地震から二日――のぶと薪鉄子を止める敏腕世良
のぶは電話が繋がらぬまま高知へ向かおうと決意。薪鉄子(戸田恵子)も同行を申し出ますが、事務所の補佐・世良が冷静に制止します。
私のひとこと感想:世良さん、あんた敏腕すぎるよ。冷静な世良さんがいなかったらのぶと薪鉄子は高知へ向かって危険な目にあってたかもしれないよ。ありがとう世良さん。大災害時は“行かない勇気”も必要。関東大震災サバイバー世良の経験値が輝きました。
八木が語る戦地の嵩――「失いそうになって気づく大切さ」と“生きる理由”の核心
ガード下で八木(妻夫木聡)は、戦場での嵩のサバイバルを語ります。戦闘には巻き込まれなかったものの、飢餓とマラリアに襲われ、「もう駄目だ」と思った瞬間は数知れず。それでも嵩が死を踏みとどまれたのは、「なんのために生まれてきたのか、その意味すらまだ分からないから」――“生きる理由探し”こそが彼を前へ押し出したからでした。
私のひとこと感想:のぶがやっと自分の気持ちに気づいたよ!八木のこの言葉「まあ、失いそうになって初めて気づくこともある、その大切さに。」は沁みるね。誰しも一度は経験してそうなことだよね。のぶは手遅れになる前に気づけて良かったよ。のぶはいろんな人に助けられて成長していってる。ドラマ全体を貫く問い「自分は何のために生まれてきたのか?」が、八木の口を借りて再登場。八木の金言がこのテーマに“喪失の痛み”というリアリティを加え、のぶの恋心覚醒とも重なって胸にズシンと響きました。
🏃♀️#きょうのあんぱん🖌
嵩のことが心配でたまらないのぶは、自分の思いに気づき…
「…ほんまにバカですね…今頃、気がつくらあて…」
「まぁ、失いそうになって、初めて気づくこともある…その大切さに…」#今田美桜 #妻夫木聡#朝ドラあんぱん 見逃し配信中📱https://t.co/n8PslX4An2 pic.twitter.com/GQK6zLHrE0
— 朝ドラ「あんぱん」公式 (@asadora_nhk) July 23, 2025
月刊くじら編集部コメディ――嵩、地震当日「寝てた」衝撃告白――嵩、地震当日「寝てた」衝撃告白
高知では月刊くじら編集部に嵩がひょっこり登場。大地震発生時、徹夜疲れで再び寝落ちしていたことが判明し、編集部は騒然。
私のひとこと感想:嵩が生きていることは分かってはいたとしても、まさか大地震があっても寝続けたとは笑うしかない。やっぱり嵩は常識では考えられない世界を生きているんだろうなぁ。まぁ、ケガもなく無事でよかったよ。命より睡眠が勝つ嵩の天然ぶりに爆笑。東海林編集長の「それでも新聞記者か!」は本日のベストツッコミ!
通信復旧――のぶ&嵩、初“恋を自覚”電話
一週間ぶりに高知との電信が復旧。のぶは電話口で無事を確認したいが照れくさい。その時、向こうから嵩が登場――しかし彼の第一声は「ずっと寝てた」。
私のひとこと感想:自分の気持ちに気づいてしまったのぶ。でもそんな気持ちを素直に認められなず強がるのぶがかわいらしく、状況を全く把握できていない嵩はマイペースに天然ぶりを発揮し我が道を進んでいる。この二人、このまますんなりくっつくのか、紆余曲折が待っているのか楽しみで仕方ない。しかし、「あんたらぁて、もう起きんでえい!一生寝よれ!」はなかなか強烈だな。第三者だから笑ってられるけど自分が当事者で、こんな言葉かけられたらなかなか立ち直れないかもしれない…。恋の自覚からのツンデレ怒号! のぶの「一生寝よれ!」は愛情と安堵の裏返し。ニヤニヤが止まりません。
まとめ――“大切さに気づく瞬間”が物語を推進
第84回は、
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災害時の冷静な判断(世良の助言)
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失いかけて気づく愛(のぶ→嵩)
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常識外の天然コメディ(嵩寝落ち)
が三位一体で構成された濃密回でした。次回は
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のぶと嵩、初対面後どう進展?
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八木の助言が政策にどう生きる?
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高知の復興取材は月刊くじらに反映?
“面白がって生きえ”の精神で、明日の放送も全力で追いかけましょう!