朝ドラ「あんぱん」第74回感想 “独楽” と “キラキラ美女”――メイコの恋、東京出張、そして嵩の表紙大抜擢!

朝ドラ

2025年 7 月 10 日放送(第15週「いざ!東京」木曜回)は、メイコの片思い相談と〈月刊くじら〉東京出張準備がドタバタで交差。のぶ&嵩&健ちゃん、そして酒豪・琴子が入り乱れた“笑い8:胸キュン2”の15分を振り返ります。


1. ざっくりあらすじ

  1. メイコの恋バナ
    のぶ に「好きな人がいる」と真剣相談。のぶは

    「幸せになれるかより、その人となら不幸になってもえい…それが本当に好きってことじゃない?」 と名言を授けるが、悩める妹はさらに迷宮入り。

  2. 健ちゃんの鈍感っぷり
    メイコ、闇市のガラクタ屋で健ちゃんに質問!→健ちゃんの回答は泣ける内容だがメイコの知りたい回答ではない。メイコ不憫…がんばれ!

  3. “月刊くじら編集局”で東京出張会議
    月刊くじら編集局は東京出張に向けて会議中。岩清水が “ガード下の女王” と呼ばれる婦人代議士 薪 鉄子 に会いたいと提案。高知の旧家出身ながら、弱い者が身を寄せる東京ガード下で奔走する姿に興味津々。東海林・岩清水・のぶは東京行きに前のめりだが、嵩だけは相変わらずのんびりムード。ところが東京経験者である嵩が “キラキラした美女だらけの東京” を語った途端、東海林から大仕事が――次号の表紙を嵩が描け! お前の知っちゅう東京の“キラキラ美女”を表紙で描いてくれ! という無茶振りが飛ぶ。

  4. 屋台で嵩&健ちゃん友情語らい
    嵩がのぶへの想いをこぼすと、健ちゃんが

    「柳井くんは“独楽”のごたぁ…独りが楽しかって書いて独楽たい」 と痛烈指摘。自分を守るため“独り”を選んでないか?――視聴者にも刺さる名ゼリフ。

  5. 酒豪・琴子、ついにブチ切れ(愛)
    二人の会話に割って入り「女心ちっとも分かっちょらん!」と説教。さらに“就職の裏事情”=のぶが嵩を後押しした事実をポロリ。嵩、目からウロコ。


2. 今日のグッと来たセリフ&場面

# セリフ/場面 ワンポイント
1 のぶ「幸せになれるかより、不幸になってもえい人やったら…」 “恋の覚悟”を教える姉力
2 健ちゃん「独りが楽しかって書いて、独楽」 嵩&視聴者の胸を刺す哲学パンチ

3. 私が感じたポイント

  • メイコ×健ちゃん:好きバレ寸前なのに健ちゃんは鈍感通り越して天然。ラジオ〈のど自慢〉と恋の二刀流、応援したい!

  • 独楽の例え:終戦後の傷と“独りが楽”を重ねた健ちゃんの洞察が秀逸。「傷つくのが怖い」は戦後でも令和でも共通テーマ。


4. まとめ――東京は“独楽”を回す追い風になる?

メイコの恋、編集局の東京行き、そして嵩の表紙大抜擢。誰かのために動き出すと、独楽は独りを飛び出して加速する――そんな予感が芽生えた回でした。

次回、

  • 嵩は“キラキラ美女表紙”を描けるのか?

  • メイコの恋矢印は健ちゃんに届くのか?

  • 東京ガード下の“女王・薪鉄子”取材はどう転ぶ?

東京についてからも“笑って走ってちょっと泣く”〈月刊くじら〉旋風をお楽しみに!

 

タイトルとURLをコピーしました