朝ドラ「あんぱん」第73回感想 “月刊くじら”完売と嵩のビンタ盾――笑いと不穏が交差する希望の一日

朝ドラ

2025年7月9日放送(第15週「いざ!東京」水曜回)は、

  • 月刊くじら創刊号 2,000 部が《2日で完売》。価格は1部2円。のぶ(今田美桜)・嵩(北村匠海)・岩清水(倉悠貴)の月刊班に追い風!

  • 朝田家では家族とご近所さんが雑誌を囲んで大盛り上がり。ところが 釜次(吉田鋼太郎)の咳 が不穏な影を落とす。

  • 編集局では東海林(津田健次郎)が「3つ報告がある!」と号令。①嵩の月刊班引き抜き/②創刊号完売達成/③次号4ページ増 がサクッと決定。

  • 広告料未払いの質屋へ回収に向かったのぶ&嵩。店員に漫画を侮辱され、のぶ激怒→店員ビンタ寸前→嵩が盾になり被弾! “軍隊ビンタ耐性”で微動だにしない嵩が頼もしすぎた。

笑顔と咳、祝杯とビンタ――“明るさ”と“不安”が同居した 15 分を振り返ります。


1. ざっくりあらすじ

シーン 出来事 備考
朝田家 月刊くじらを読み、のぶの記事&嵩の漫画(女性=のぶ似/男性=嵩似)で大盛り上がり。釜次がたびたび咳込む。 喜びと不安の対比
編集局 東海林「3つ報告がある!」①嵩を月刊班へ②2000部完売③次号4ページ増。 嵩は異動を大喜び/のぶ&岩清水はネタ探しに青ざめる
企画会議 東京取材をゴリ押しする岩清水→東海林ツッコミ→のぶも“東京行きたい”顔→東海林も巻き込み《ウソつき世界1〜3位》表彰台コント。 今日のコメディ頂点
質屋回収 漫画を「紙の無駄」と罵倒→のぶ怒り爆発。質屋の店員ビンタ→嵩が高速で盾。店主あっさり広告料支払い。 嵩の“正義の盾”覚醒
帰社後 帰社後、のぶが嵩の腫れた頬を心配。互いに「ありがとう」と感謝。 距離が一歩縮むシーン

2. 私が感じたポイント

  • 家族パートの温度差…笑い合う朝田家とご近所さん→釜次の咳で一瞬凍る空気。明るいシーンが一転、釜次の“隠せない健康不安”がにじむ。

  • 東海林の報告3連発が爽快…でも4ページ増は地獄の始まり。〆切どうする!?

  • ウソつき表彰台コント…東京に行きたい気持ちを誤魔化す3人+嵩のツッコミ「表彰台独占ですね」で大笑い。

  • ビンタ盾の嵩…軍隊で理不尽ビンタを食らいまくった経験が広告費回収で役立つとは思わなかった。頼りなさの方が前面に出てた嵩に勇ましさを見た!


3. 今日のグッと来たセリフ&場面

セリフ/場面 一言メモ
東海林「3つ報告がある!」 喜怒哀楽を一気に叩き込む編集長節
嵩「世界一面白いものを作りたい」 異動を喜ぶキラッキラ笑顔
釜次→帽子 「楽しい雑誌を作り上げたがを、うんと褒めちゃれ」 亡き息子・結太郎への報告でホロリ
店員ビンタ→嵩盾 “軍隊耐性”でノーダメージ→のぶ感謝

4. まとめ——祝杯と咳とビンタ、でも未来へ

創刊号完売で祝杯ムード、しかし釜次の咳が忍び寄る影。広告料回収でビンタ騒動も、嵩は盾となり漫画への誇りを守った。希望とは、笑いと痛みと不安を抱えながらも“面白い”に向かって走ること。次回、4ページ増の穴をどう埋める? 釜次の体調は? 幼なじみの“お互い様”物語、第2章へ続きます。

 

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