朝ドラ「あんぱん」第69回感想 祖母は味方だった――メイコの“東京行き”と月刊チームの船出

朝ドラ

2025年7月3日放送(第14週「幸福よ、どこにいる」木曜回)は、

  • メイコ(原菜乃華) がラジオ〈のど自慢〉出場を夢見て “東京行き” を宣言。

  • 家族は猛反対…と思いきや、実は 祖母・くらばあ(浅田美代子) がひそかに最大の味方だったことが判明。

  • のぶ(今田美桜)・東海林(津田健次郎)・岩清水(倉悠貴) の〈夕刊チーム〉は夕刊を断念し、新たに 月刊誌プロジェクト にGOサイン。

“戦後の夢 vs 家族愛” が交差した 15 分でした。


1. ざっくりあらすじ

  • 夕刊中止→月刊誌始動

    • 夕刊を却下するも、進駐軍から月刊誌なら OK と通達。物置編集局で東海林たちが歓喜。

  • メイコ、家出!

    • メイコは家族の反対を振り切り行先を告げず家出。母・羽多子(江口のりこ)がのぶへ電話で SOS。

  • のぶ、メイコを発見

    • 高知駅で電車を見送り続けるが空振り。諦めて帰宅すると玄関でメイコが待っていた。

  • 祖母は“味方”だった

    • メイコは唯一の理解者が祖母と打ち明ける。くらばあは昔叶えられなかった冒険を孫に託し、旅費を手渡していた。

  • “戦争のせいにはしたくない”

    • 家族会議。母が「戦争のせいで世の中こうなった」と言うと、メイコは

      「戦争のせいにするのは嫌や。日本が負けたきってうちまで負けてしまうがは嫌や。」

    • 東京行きは自力で稼いだ金で――と宣言し、母ものぶに娘を託す。


2. 私が感じたポイント

  • くらばあの立ち位置が“妨害”なのかと思いきや、一転 “最大の味方”へ。

  • 月刊誌始動でのぶたちは新たな夢をゲット。“夕刊休止”が絶望で終わらずワクワクに転換。

  • メイコの 「戦争のせいにしない」 セリフが今日イチのキラーフレーズ。敗戦国でも夢を負けさせない決意に震える。


3. 今日のグッと来たセリフ&場面

  セリフ/場面 一言メモ
1 メイコ「戦争のせいにするのは嫌や――うちまで負けてしまうがは嫌や」 敗戦を跳ね返す宣言。
2 くらばあがメイコに過去の自分を見た 祖母の未練を“希望”に変える愛。

4. まとめ まとめ

  • メイコの夢と祖母の愛が交差した神回。家族の“守り”と若者の“攻め”がぶつかりつつも前進へ。

  • 次回、メイコは働いて旅費を貯められるのか? のぶは最初の月刊企画をどう書く? 希望を抱えた姉妹の挑戦に注目です。

 

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