絵が上手だと認められた嵩(北村匠海)は、思いがけず“宣撫班”なる部隊に転属となりました。紙芝居で現地住民の心をつかむ――銃を置き、絵筆で戦う任務の奇妙さに戸惑う嵩と、そこでまた協力することになる健太郎(高橋文哉)。さらに八木上等兵(妻夫木聡)の「宣撫班はみんながおもっているより楽なところではない」という一言が、不穏な影を落とす。
宣撫班とは? 楽などころか“生き残り戦”の最前線
八木上等兵いわく、宣撫班は「みんなが思うほど楽じゃない」とのこと。紙芝居ひとつで住民を喜ばせなければ命取りになる――銃ではなく物語で命綱を握る皮肉が胸に刺さります。嵩の絵の才能が、ここでどう活かされるかが注目どころです。
紙芝居作りで協力することになる嵩と健太郎
宣撫班には健太郎も合流。嵩が「これのどこが正義の戦争なんだ」と漏らすと、健ちゃんは「そんなこと誰かに聞かれたらどうする」と心配してくれた。健ちゃんは紙芝居作りも手伝ってくれます。戦友であり相棒――健太郎の存在が、宣撫班でも嵩の大きな支えになりそうです。
岩男は父親になっていた “会わずに戦死”はやめてくれ!
旧友・岩男も市場に顔を見せましたが、なんと入隊後に子どもが誕生し、まだ対面していないとのことを嵩に報告。出征後に生まれた子どもに会えぬまま戦死する――あの朝ドラにもあったそんな展開だけは勘弁してほしい! 画面越しに「無事に帰って息子と会え!」と祈らずにいられませんでした。
紙芝居の脚本は誰が審査する? 明日へのモヤモヤ
紙芝居の内容は“厳重な審査”を受けるらしいのですが、審査官は誰なのか? どこまで自由に描けるのか? 今日の時点では不透明で、視聴者も嵩もモヤモヤ。明日、審査の実態が明かされるのかが気になるところです。
まとめ 紙芝居で戦うという矛盾と生き残りの覚悟
銃を置いて紙芝居を描く――それでも命は懸かる。戦場の理不尽さを突きつけられながら、嵩は八木の教え「弱い者はひきょう者になっても生き残れ」を実践してほしい。健太郎とはまた一緒に絵を描けることになった、岩男の父親宣言、そして宣撫班の未知なる審査。明日も目が離せません。