朝ドラ再放送「チョッちゃん」第64回感想 要の誠意と笑いの奇策!母への正直な告白と羊研究のウソににやり

朝ドラ

『チョッちゃん』第64回は、要(世良公則)の誠実さが際立つ一方で、思わず笑ってしまうような奇策も飛び出した、感情の振れ幅が大きい回だった。チョッちゃん(古村比呂)との結婚を巡って、家族とのやり取りがどこまでも人間味あふれていて、目が離せなかった。

第64回のあらすじを振り返る

父・俊道(佐藤慶)への説得は、叔父の泰輔(前田吟)が行った。しかしその説得は失敗し、要とチョッちゃんが旅館へ戻ると、泰輔は布団にくるまって落ち込んでいた。そこに母・みさ(由紀さおり)が現れ、要はみさに結婚の許しを請うことになる。

要の“正直すぎる”告白が胸に刺さる

要は、みさに対して自分の過去を一切隠さずに話す。若い頃の女遊びのことまで包み隠さず打ち明けた姿に、誠意を感じた人は多かったはず。正直に話せば嫌われるかもしれない、それでも本当の自分を知ってほしいという気持ちが伝わってきた。

母・みさの対応があたたかかった

みさは要の話を驚きながらも真摯に受け止め、最後には優しく背中を押してくれた。俊道とは会わない方がいいと助言するところにも、母としての深い思いやりがにじんでいた。

「羊の研究者」として登場!?要の奇策に爆笑

今日一番の笑いどころはここ。チョッちゃんと要が父に会わずに滝川を去ろうとしたその瞬間、なんと俊道が帰宅!どうするのかと思いきや、要が咄嗟に「東京から羊の生態を調べに来た者です」と名乗り、患者のフリをして診察を受けるというまさかの展開に。

俊道が真顔で診察し、要が大真面目に受け答えするシーンはシュールすぎて爆笑。こんな奇策が、かえって二人の距離を縮める一歩になるかもしれない。笑いながらも「これ、案外効くんじゃない?」と思ってしまった。

次回への期待と見どころ

蝶子と要が考えた“奇策”がどう展開するのか、俊道が要の正体に気づく日は来るのか。奇妙な出会いが父と娘、そしてその婚約者との関係にどんな変化をもたらすのか、目が離せない。

誠実さとユーモアが同居する、見応えたっぷりの第64回だった。

 

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