カラスに5回襲われて気づいた、やつらがただ者じゃない理由

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今日はちょっとした事件が起きた。いつもの散歩道で、なんとカラスに5回も襲撃された。「え、そんなことある?」と思うかもしれないけど、ガチである。行きに3回、帰りに2回。しかもどれも頭すれすれをかすめるように襲ってくる。正直ビビった。でもそれ以上に、「おいおい、こいつら頭良すぎるだろ…」と感心してしまったんだ。


■ すべての襲撃が“後ろから”だった

まず驚いたのが、5回ともすべて後ろから襲ってきたということ。

前から飛んでくれば、こっちも気配を感じて避けるチャンスがある。でも、背後から静かに飛んできて、俺の頭すれすれを「バサッ!」とやっていく。

反応なんてできるわけがない。完全に“死角”を突かれた形だった。

最初の1回目は偶然かと思った。でも2回、3回…と続いて、「あれ? これわざとやってない?」という考えが浮かんできた。


■ カラスは“見えない方から攻撃すれば有利”と理解してる?

考えてみれば当たり前かもしれない。こっちの目に見えていないところから近づけば、反撃されにくいし成功率も上がる。

でもそれをちゃんと理解して、実行に移せる動物って、そんなに多くないと思う。しかも、数十メートル先からこっちの背後を狙って飛んでくるんだから、完全に「狙い撃ち」

やっぱり、カラスは人間の行動パターンを観察し、どう動けば有利かを学んでいる気がする。


■ カラスの知能、まじで侮れない

ちょっと気になって調べてみたら、やっぱりカラスの知能は鳥類の中でも最上位クラス

  • 人間の顔を覚える(しかも長期間記憶する)

  • 赤信号で車が止まったのを見て、横断歩道にクルミを置いて割る

  • 道具を使う

  • 仲間と“情報共有”する(誰が危険人物かなど)

こんな行動、人間の子どもでも数年かかるレベルだと思う。

つまり今日の襲撃も、「とりあえず怖がらせよう」とかじゃなく、 「見えてないときに攻撃すればこっちが優位」というロジカルな判断だったのかもしれない。


■ 怖いけど、ちょっと感心した

もちろん、襲われるのは嫌だし怖い。頭に当たってたら怪我してたかもしれないし、子どもやお年寄りだったら大事になる可能性だってある。

でも、それでもなお、

「ここまで賢いとは思わなかった」

「ただの害鳥と思ってたけど、都市の中で人間と張り合う“戦略家”なのかもしれない」

と、妙に感心してしまった自分もいる。


■ 都市部からカラスがいなくなったらどうなる?

襲撃の恐怖を乗り越えた後にふと思ったのが、「もしカラスが都市からいなくなったらどんな世界になるのか?」ということ。

  1. ゴミあさり被害の激減(短期的メリット)

    • カラスによる生ゴミの散乱がなくなり、街は見た目にも清潔になる。

  2. 都市の清掃員がいなくなる問題(長期的デメリット)

    • カラスは死骸の処理や害虫駆除も担う「自然の掃除屋」。いなくなるとネズミや昆虫が増えやすくなる。

  3. 生態系のバランス崩壊

    • ムクドリやハトなど他の鳥類が勢力を拡大し、フン害や騒音被害がひどくなる可能性がある。

  4. 文化的・心理的な空白

    • 日本の昔話や神話にも登場するカラスが消えることで、「日常の風景が静かすぎて不気味」と感じる人も。

結局、カラスはいなくなれば一時的に快適かもしれないが、別の問題が山積みになるだけ。都市の生態系の縁の下の力持ちとして、地味に活躍しているわけだ。


■ おわりに:後頭部にも“目”を!

今日は「都市の知的生命体カラス」との遭遇と、もしカラスがいなくなったらどうなるかをまとめてみた。

次に同じ道を歩くときは、帽子を深くかぶる+後頭部にも目をつける準備をして、安全に散歩を楽しもうと思う。

おまえらが頭がいいことは十分理解したぜ。

もう邪魔者なんて思わないから仲良く共存していこうな!

 

あなたは最近、カラスに狙われたことがありますか?

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